probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

80's #115

2023-04-24 10:32:51 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第115位は、インディアナ州出身の、
こちらのシンガーの、1982年の、
このヒット曲です。



Deniece Williamsの、
"It's Gonna Take A Miracle"ですね。
(Pop #10 R&B #1)

同年リリースのアルバム
"Niecy"からの1stカットでした。

80'sのDenieceといいいますと、
大ヒット映画『フットルース』の
サントラから、Kenny Logginsの
タイトル曲に続いてNo.1になった、
"Let's Hear It For The Boy"が、
インパクト大でありましたが、
自分は、初めて、
Denieceを知った曲でもありました、
こちらのほうが、思い入れ深いです。

この曲がオリジナルではなくて、
カバーであること知ったのは、
ずっと後のことでしたが、
こちらも、古い曲なんですね。

1965年に、4人組女性グループの、
The Royalettesが歌ったのが最初で、
また、70年には、Laura Nyroが、
アルバム"Gonna Take a Miracle"で、
カバーしたことで、さらに、
著名なナンバーになったようですが、
Denieceのバージョンは、
オリジナルのチャートアクションを
(Pop #41 R&B #28)
遥かに上回る成績を残して、
人気曲となっております。





また、Denieceバージョンを
プロデュースしていたのは、
アルバム収録8曲中、半分の4曲で、
Denieceと共作をしていました、
惜しくも、昨年亡くなりました、
Thom Bellさんでありました。

※次回は、気になる新曲2曲です。

Time Machine ~1981~

2023-04-22 20:24:26 | 懐かし洋楽
今回は、1981年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Emmylou Harrisの
"Mister Sandman"です。
(Pop #37 Country #10)



アラバマ州出身のSSWで、
Dolly Parton、Linda Ronstadtと共に、
3人で、"Trio"というアルバムを
2枚リリースするなどして、
日本でも、コアなファンを獲得している、
Emmylou Harrisさんですが、
意外にも、Hot100入りした曲は、
この曲と、80年にリリースした、
Roy Orbisonとのデュエット、
"That Lovin' You Feeling Again"
を含めて、3曲しかなく、その中で、
唯一、Top40入りしているのが、
この"Mister Sandman"なんですね。

"Mister Sandman"、自分は、
この、DollyさんとLindaさんが、
バックコーラスで参加している、
Emmylouさんのバージョンで、
初めて知りましたが、オリジナルは、
たいへん古い曲で、1954年に、
Vaughn Monroeが録音したのが、
最初とのことですが、同じ年に、
"Lollipop"のヒットなどで知られる、
女性グループ、The Chordettesが、
大ヒットさせたことで、
ポピュラーになったようですね。





さて、この"Mister Sandman"、
"Made You Look"で、久々に、
ヒットチャートに帰ってきました、
Meghan Trainor"が、
先月リリースした新曲"Mother"で、
サンプリング使用していて、
これまた可愛い曲になっておりますので、
まだ、チェックしてなかったわよ!
という方は、こちらも、
ぜひ、お聴きくださいませ。



1981年4月25日付けのビルボードHot100
です。

眺めているだけで、
幸せな気分になれるチャート💖
(※個人的な感想です。(^^;))

<1981年4月25日、何があったか?>

この頃のラブコメといえば!の、
Goldie Hawn主演の映画
『プライベート・ベンジャミン』が、
日本公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/48769/
『プライベート・ベンジャミン』(映画.com)

※次回は、80年代お気に入り曲、
第115位の発表です。

The Artist : The First & The Final Hit (#65 Paul Davis)

2023-04-21 10:52:27 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、本日21日がお誕生日で、
その、60回目のバースデーの翌日だった、
2008年の4月22日に亡くなった、
Paul Davisです。

80年代頃までで、ほぼ、音楽業界からは、
リタイア状態だったようでありますが、
60才で亡くなってしまったという、
ニュースが伝わってきたときは、
当時、かなり驚きましたね。

残念ながら、初チャートイン曲も、
最後のチャートイン曲も、
パフォーマンス映像などは、
見つかりませんでしたが、
どちらも、奇しくも、
ソウルミュージックのカバーなんですね。

まず、最初のエントリー曲は、
70年に、52位まで上昇していたという、
"A Little Bit Of Soap"です。



同年リリースの1stアルバム
"A Little Bit of Paul Davis"からの
最初のシングルで、当時、
オーストラリアでは、16位まで上がる、
なかなかのヒットになっていたようです。

オリジナルは、61年に、
ヴァージニア州出身の、
Doo Wopグループ、
The Jarmelsがヒットさせた曲のようで、
他にも、カバーバージョンが、
多く存在する名曲でありますね。



そして、最後のチャートイン曲は、
こちらは自分も、リアルタイムで
聴いておりました、
82年に、40位まで上昇しました、
"Love or Let Me Be Lonely"です。



結局、生前最後のアルバムになってしまった、
同年リリースの"Cool Night"から、
3枚目のシングルでありました。

こちらのオリジナルは、
The Gap BandやLutherがカバーした、
"Going In Circles"や、
Hugh Masekelaの
"Grazing in the Grass"の
カバーヒットで知られる、
The Friends of Distinctionが、
70年に大ヒットさせた曲なんですね。



なんですが、やはり、
本人の映像も見たいところですので、
同じく、アルバム
"Cool Night"からのカットで、
Hot100での最高位6位と、
自身の最高成績を収めております、
"65 Love Affair"の
映像を貼ってみたいと思います。



で、こちらもね。



どちらも公式映像ではないので、
削除されたら、すみません。

https://en.wikipedia.org/wiki/Paul_Davis_(singer)
Paul Davis(Wikipedia)

※次回は、Time Machineです。

reminiscing ("true one-hit wonders") #17

2023-04-20 10:41:41 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100には、1曲しか、
ランクインしていないアーティストを、
懐かしみながら、今、どうしてるのかな?
と、浅く掘り下げようというコーナー、
今回は、1986年に、Hot100での最高位、
第10位を記録した、このシンガーの、
こちらのナンバーです。



N.Y.のブルックリン出身のシンガー、
Reginaの"Baby Love"ですね。

画質も音も、ちょい残念ですが、
公式の映像みたいなので、
削除されることはないと思います。

この曲は、同年に、
Danceチャートでは1位、
R&Bチャートでも健闘して、
30位まで上がっていたようです。

Reginaは、もともと、
70年代の終わりから、
Regina Richards & Red Hotという、
New Waveバンドを組んで、
活動していたようですが、
メジャーデビューはしたものの、
ヒットを出すことは出来ず、その後は、
地道に曲作りをしていたところ、
当時、80'sのMadonnaの
ブレインとして知られ、のちに、
The Breakfast Clubのメンバーとして、
"Right On Track"の大ヒットも飛ばす、
Stephen Brayの目にとまり、
この"Baby Love"で、ソロとして、
再スタートを切ることになったようです。

ただ、もともとは、Reginaではなく、
Madonnaに歌わせるつもりで、
書かれた曲だったみたいで、
Madonna本人が気に入らず、
作者の一人でもあったReginaが、
歌うことになったようであります。

しかし、この曲、Reginaより先に、
歌って、世に出した人たちがいまして、
それが、オランダの女性グループ、
The Star Sistersという人たちなのですが、
The Star Sistersといいますと、
ご存じの方も多いかもしれませんが、
あの、ビートルズメドレーなどで、
81年に、世界中でブームを起こした、
Stars On 45で、バックコーラスを
担当していたグループなんですよね。

Reginaがリリースする前の年、
85年に、オランダで出ていたようで、
なんか、いろんなところで、
いろんな名前がつながる、
そんな曲でもありました。



Reginaさんのほうなのですが、現在は、
音楽活動はされていないようですが、
公式のInstagramもありまして、
本人の近影もありますので、
お元気なようで、芸術活動を、
幅広くやっておられるような、
そんな様子がうかがえますね。

https://www.instagram.com/reginarichardsofficial/

※次回は、天国へ行ってしまったアーティスト、
65人目です。

今週の気になる新曲2曲。

2023-04-18 20:19:55 | 最近の洋楽
今回は、どちらも、USチャートで、
No.1ヒットを複数曲持つ、
女性シンガー2人の新曲です。

まずは、Kelly Clarksonですね。
自身のトーク番組を持つほどの、
大物になっている、Kellyですが、
6月リリース予定らしい、
10枚目のアルバム
"Chemistry"からの先行カット、
"mine"です。



もう1曲、"me"という曲も、
同時にリリースになっていまして、
ん?Taylor Swift??
みたいなタイトルの2曲ですが、
どちらもいいですね。

"me"は、こちら。



そして、もう1曲は、
Celine Dionですね。自身も、
本人役で出演しているという映画
"Love Again"のテーマ曲です。



昨年に、歩行も困難なくらいの
難病にかかっていることを表明して、
現在も、闘病中のようですが、
その前に映画の撮影も済ませていて、
曲も録音済みだったみたいですね。

Celineは、映画のプロデューサーも、
務めていて、全米公開は来月、
このほかにも数曲、Celineの新曲が
入っているという、サントラも、
来月リリースされるようです。

※次回は、reminiscing
("true one-hit wonders")
第17回です。