probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

No.11 コレクション(1978~2008)(70)

2023-07-24 20:12:57 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、今回からは、
1994年になります。

94年は、5曲あったようですが、
1曲目は、1月に、2週間11位だった、
こちらのナンバーです。



ナッシュビル出身のバンド、
Restless Heartの
"When She Cries"ですね。

92年の11月の第2週に、
84位でNewエントリーして、
4週でTop40入りを果たし、
11週目に11位まで上昇しましたが、
2週、11位に止まったものの、
翌週に12位にダウンして、
Top10入りは逃していたようです。

Restless Heartは、1985年に、
アルバム"Restless Heart"でデビューした、
カントリーグループで、80年代には、
6曲ものNo.1ヒットを、
カントリーチャートで放ち、
そのうちの1曲、
"I'll Still Be Loving You"は、
Hot100でも、33位まで上昇しましたが、
この曲は、それ以来の、
クロスオーバーヒットでしたね。

ただ、ちょっとポップ過ぎたのか、
カントリーチャートでは、
9位が最高だったようであります。

Restless Heartは、メンバーチェンジも、
そこそこ激しいグループで、
このヒットを放ったときは、
初代メインボーカルの、
Verlon Thompsonさんに続いて、
二代目、Larry Stewartさんも、
バンドを離れておりまして、
結成メンバーで、ドラマーの、
John Dittrichさんが、
リードボーカルを兼ねるように、
なっておりました。

バンドは、95年に活動を休止し、その後、
2度、再結成を果たしていたようですが、
現在は、また、お休みしているみたいです。

1993年1月23日付けのビルボードHot100
です。

1位は、前回と同じ、
大ヒット映画から生まれた、
あのシンガーの、あの名曲です。

※次回は、気になる新曲2曲です。

なんとなくAOR (#23 追悼 Tony Bennett)

2023-07-23 11:06:21 | 懐かし洋楽
毎回、テーマを決めて、
なんとなくAORっぽい曲、
2曲をピックアップする、
このコーナー、今回は、
このコーナーを使って、
Tony Bennettさんの追悼を、
行いたいと思います。
こんな2曲を選んでみました。

まずは、The Beatlesの名曲を
カバーするTonyさんです。



カナダで行われたコンサートの
パフォーマンス映像みたいですが、
この"Something"を、69年のアルバム
"Tony Sings the Great Hits of Today!"と
翌年リリースのアルバム
"Tony Bennett's "Something"に、
続けて収録していて、
Adult Contemporaryのチャートでは、
23位を記録していたみたいですね。
お気に入りの1曲だったようであります。



そして、もう1曲は、こちらは、
3回録音しているのではないかと思う、
80's洋楽ファンにもおなじみの、
こちらのナンバーです。



83年に、James IngramとPatti Austinが、
ヒットさせて、Frank Sinatraや、
Barbra Streisandを始め、
数多のアーティストたちに
その後、カバーされている
"How Do You Keep The Music Playing"、
映像は「ミュージックフェア」ですかね。

この曲、Tonyさんは、大ヒットした
"Duets"シリーズのアルバムで、
2006年にはGeorge Michaelと、
さらに、2011年の"II"では
Aretha Franklinと録音していましたが、
86年リリースの作品
"The Art of Excellence"でも、
カバーして歌っていたんですね。



自分が洋楽にハマリ出した80年代は、
先輩格のFrank Sinatraが、
Quincy Jonesプロデュースで、
アルバムを出したりして、
バリバリ活躍していたのと比べると、
少し、存在感は希薄に思われて、
ふた昔くらい前のスターという印象は、
否めない感じでありましたが、
晩年の、リタイア宣言をされる前までの、
その現役感は、素晴らしかったですね。

R.I.P.





※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、93年の1曲目です。

Time Machine ~1965~

2023-07-22 11:02:02 | 懐かし洋楽
今回は、1965年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Jackie DeShannonの
"What The World Needs Now"です。
(Pop #7)



Hal DavidとBurt Bacharachの
黄金コンビによる、
名曲中の名曲で、ことしの4月には、
アメリカ議会図書館に、
永久保存録音物として、
全米録音資料登録簿に
登録されることが、
決まったのだそうであります。

もともとは、Dionne Warwickのために
書かれた曲だったらしいですが、
Dionneさんが気に入らず、急きょ、
Jackieさんのところへ、Halさんの案で、
持っていって、即録音、
大ヒットとなったみたいですね。

ただ、その大ヒットで気が変わったのか、
翌年、自らのアルバムの中で、
Dionneさんも歌っていて、以降は、
ライブのセットリストにも、
入れてくることが多いようであります。

また、98年には、自らの楽曲を、
セルフカバーしたアルバム
"Dionne Sings Dionne"で、
当時、人気があった、R&B、
Hip-Hop系のアーティストたちを、
大挙ft.した、こんなバージョンを
リリースして、驚かせてくれましたね。



Dionneさんも、まだまだ現役ですが、
Jackieさんのほうも、昨年、
新曲をリリースしているんですね。

旅立った愛犬に捧げられたという、
"You're Here For Me"というナンバーです。



1965年7月24日付けのビルボードHot100
です。

1位は、説明不要の、
ロック史上に輝く、あの名曲です。

<1965年7月24日、何があったか?>

日本軍との戦いを描いた、
John Wayne、Kirk Douglas
Henly Fonda、三大スター競演の、
戦争映画『危険な道』が、
日本公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/43622/
『危険な道』

※次回は、なんとなくAOR第23回です。

"Say It Again"

2023-07-20 20:32:05 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Say It Again"です。

まずは、本日お誕生日の、
Carlos Santana率います、
Santanaの"Say It Again"です。



85年リリースのアルバム
"Beyond Appearances"からの
1stシングルでしたね。

81年の"Winning"、
82年の"Hold On"と、
80's前半はヒットが続いていた、
Santanaが、このアルバムで起用した
プロデューサーは、Kim Carnesや、
The Motelsなどとの仕事で、
成功を収めていた、
Val Garayという人でありまして、
こちらも、ヒットが期待されたのですが、
Hot100での最高位は、46位に終わり、
アルバムのチャート成績のほうも、
物足りないまま終わっていましたね。

そして、この曲を最後に、
しばらく、Santanaの名前を、
チャートで見かけることはなくなり、
このあと、復活を遂げることになるのは、
あの、99年のNo.1ヒット
"Smooth"まで待たねばなりませんでした。

そして、もう1曲の"Say It Again"は、
オハイオ州出身のシンガー、
Jermaine Stewartが87年に放った、
Top40ヒットである、こちらです。



同年リリースの3rdアルバムの、
タイトルカットで、1stシングルでした。

前年の、86年に、
Narada Michael Waldenが
プロデュースした曲、
"We Don't Have to Take Our Clothes
Off"の大ヒットで知られる人ですが、
もう1曲あった、Top40ヒットが、
こちらのナンバーでありました。
最高位は、27位だったようです。

こちらのプロデュースは、
Ray Parker, Jr. &Raydioの
メンバーだったことでも知られ、84年に、
Ollie & JerryのJerryとして、
"Breakin'... There's No Stopping Us"の
大ヒットも放っている、Jerry Knightと、
この時期、よくチームを組んでいた、
Aaron Zigmanという人でありまして、
このコンビは、The Jetsのヒット曲、
"Crush On You"なども手掛けておりました。

なお、Jermaine Stewartは、1997年に、
39才の若さで、この世を去っておりますね。

※次回は、Time Machineです。

80's #110

2023-07-19 10:32:03 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第110位は、ロンドン出身の、
このグループの、82年から、
83年にかけてヒットした、
こちらのナンバーです。



Culture Clubの、
"Do You Really Want To Hurt Me"ですね。

日本では、『君は完璧さ』の邦題で、
親しまれたナンバーでしたが、
もともとは『冷たくしないで』という、
タイトルがついていたことは、
約2年前になるみたいですが、
洋楽ヒットの日本語カバーを
とりあげていたコーナーで、
書かせていただいておりましたね。

https://blog.goo.ne.jp/maki001313/e/3654472c8a6d156d4ef626e63b885d27

この曲は、82年リリースの1stアルバム
"Kissing To Be Clever"からのシングルで、
この前に、すでに、2曲、
先行で出ていたようなのですが、
いずれも、不発に終わって、
3曲目だった、このナンバーが、
初の大ヒットとなり、地元UKでは、No1に、
USチャートでは、少し遅れて、
83年になってから、最高位2位を、
3週間記録していたようです。

ちなみに、1位への道を阻んだのは、
Michaelの"Billie Jean"だったんですねぇ。
まあ、仕方ない感じ。

Culture Club、いろいろありながらも、
現在も、Boy Georgeを中心にして、
ライブを行っているようですが、
結成時からのメンバー4人のうち、
ドラマーのJon Mossさんは、
2021年に、脱退を表明していて、
今は、3人組として、
サポートメンバーとともに、
活動しているみたいです。

https://boygeorgeandcultureclub.net/

※次回は、同名異曲です。