probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

The Artist : The First & The Final Hit (#84 Kurt Cobain (of Nirvana))

2024-04-04 10:38:17 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまった
アーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となった
エントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、あす5日で、
没後30年になるんですねぇ、
Kurt Cobainです。
もし存命だったら、57才。

当時、熱心なファンでは
ありませんでしたが、
あの日は、家にいて、
お昼のTVのニュースで、
訃報を知ったのを、覚えていますね。
え?なんで??という感じでした。

Nirvanaが残している
オリジナルアルバムは3枚。
89年リリースの1stと、
ラストアルバムになってしまった、
93年の3rdアルバムからは、
Hot100入りした曲は、
1曲も無かったんですね。

知る人ぞ知るという感じだった、
1stからはともかく、
3rdアルバムの"In Utero"から、
1曲も無いというのは意外ですね。

ただこれ、理由がありまして、
UKなどではリリースされていた
シングル"Heart-Shaped Box"は、
アメリカでは発売されなくて、
まだ、エアプレイだけでは、
Hot100入り出来ない時代でしたので、
チャートインしなかった、
そんな事情だったようです。

というわけで、Kurt存命中の、
Hot100入り曲3曲は、
いずれも、2ndアルバム
Nevermind"からのナンバーで、
1曲目は、説明不要の、この曲です。



90年代お気に入り曲の、
31位でも登場しております、
"Smells Like Teen Spilit"。

もう、何度見たかわからない、
ミュージックビデオではなく、
公式にアップされている、
パフォーマンス映像にしました。

そして、32位まで上がった、
次のシングル"Come As You Are"を
挟んで、アルバムからの3rdカット
"Lithium"が、生前最後の
チャートインとなったようです。
最高位は64位。



このあと、Nirvanaは、
当時の未発表曲なども収録された、
ベスト盤"Nirvana"を
2002年にリリースしまして、
その、未発表だった
"You Know You're Right"が、
Hot100入りして、
45位まで上昇していたようです。



https://en.wikipedia.org/wiki/Kurt_Cobain
Kurt Cobain (Wikipedia)

※次回は、80年代お気に入り曲、
第96位の発表です。

今週の気になる新曲2曲。

2024-04-02 20:15:06 | 最近の洋楽
今回は、Adult R&Bチャートを
上昇しそうな新曲2曲です。

まずは、フロリダ出身のSSWで、
ミュージカルを中心に活躍する、
役者さんでもあるという、
Mykal Kilgoreという人の"Sing"です。



2019年に、1stアルバム
"A Man Born Black "を
リリースして、その中の曲
"Let Me Go"で、グラミー賞の
Best Traditional R&B Performance
部門にノミネートもされていたようです。
(受賞したのは、Ledisi)

そして、もう1曲は、
現在25才で、まだ17才だった、
2016年にデビューして以来、
ゴスペルチャートでは、
常連になっている人のようです、
Kelontae Gavinの"Live Again"です。



昨年リリースしている3rdアルバム
"Testify"からのカットみたいですね。
少年みたいなルックスから出てくる、
ギャップのある歌声が、いい感じ。

※次回は、天国へ行ってしまった
アーティスト、84人目です。

reminiscing ("true one-hit wonders") #36

2024-04-01 17:33:14 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100には、1曲しか、
ランクインしていないアーティストを、
懐かしみながら、今、どうしてるのかな?
と、浅く掘り下げようというコーナー、
今回は、1982年の3月に、
最高位16位を記録した、
この「兄弟」の、こちらのナンバーです。



Bob and Doug McKenzieの、
"Take Off"ですね。

カナダのコメディTVから生まれて、
のちに、アメリカでも放送されたという、
カナダ人の架空のキャラクター、
BobとDougの、McKenzie兄弟が、
その中で、ホストを務めていた
やはり架空の番組
『Great White North』が、
たいへんな人気になったことで、
制作されたコメディアルバム
"The Great White North"から、
シングルカットされたナンバーで、
そんな彼らの、
唯一のヒット曲となっています。

残念ながら、ふたりの、
パフォーマンス映像などは、
見つかりませんでしたが、
TV番組の映像は、
公式でアップされておりました。



で、ふたりは、ホントは、
BobでもDougでもない、
役者さんが演じていたわけなのですが、
Bobさんのほうは、コメディアンで、
『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』
『ゴーストバスターズ』
『ストリート・オブ・ファイヤー』など、
80年代は、映画でも大活躍だった、
Rick Moranisさんだったんですね。

これ、じつは、恥ずかしながら、
昨年まで知りませんで、昨日、
残念ながら、終了してしまった、
NHK FMの番組
『洋楽グロリアスデイズ』で、去年、
片寄明人さんが紹介されていて、
初めて知りました。遅すぎ...。(^^;)

で、ボーカルで、Rushの、
Geddy Leeさんがft.されていたのも、
単に、Rushがカナダの人気バンド
ということだけではなく、
Geddyさんが、Rickさんと、
同じ小学校の同級生で、
幼なじみだったからなのだそうですね。

80's洋楽ファンなら、そこらへん、
常識だったのかしらん?

もうひとり、Doug役の、
Dave Thomasさんは、
TVを中心に、その後も、
活躍されているみたいですが、
Rickさんのほうは、
復帰の予定もあるようですが、
しばらく、映画やTVの仕事からは、
遠ざかっているみたいです。


↑『サタデー・ナイト・ライブ』の
Rickさん。

※次回は、気になる新曲2曲です。