probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

なんとなくAOR (#36 追悼 C.J. Snare (of Firehouse))

2024-04-10 20:10:34 | 懐かし洋楽
毎回、テーマを決めて、
なんとなくAORっぽい曲、
2曲をピックアップする、
このコーナー、今回は、
5日に、64才で亡くなった、
Firehouseのボーカリスト、
C.J. Snareさんを追悼する意味で、
Firehouseの曲、2曲を選んでみました。

FirehouseがAOR???
という感じもありますが、
彼らも、ハードロックバンドの常で、
メロディアスなバラードヒットが
多かったんですよね。

Top10に入った2曲、91年の、
"Love Of A Lifetime"、92年の、
"When I Look Into Your Eyes" 、
どちらも、バラードでした。

ですが、今回は、その2曲ではなく、
こちらの2曲にいたしました。
まずは、その、
"When I Look Into Your Eyes"を
収録した、2ndアルバム
"Hold Your Fire"からの
3曲目のシングルでした、
"Sleepng With You"です。
最高位は78位。



そして、もう1曲は、
95年リリースの3rdアルバム"3"からの
最初のシングルで、こちらは、
Top40にも入っておりました、
"I Live My Life for You"です。
最高位は26位。



80年代に結成された
バンドではありますが、
ヒットを飛ばしたのは、
90年代に入ってからなんですよね。

グランジが勢いづいてきながらも、
まだまだ、こういう感じのバンドも、
活躍できていた時代でありました。

Snareさんは、大腸がんと
診断されていたものの、
手術が成功して、もうじき、
ライブに復帰する予定で、
日本でも人気がありましたので、
期待していたファンの方たちも、
多いのではないかと思われます。
残念ですね。

R.I.P.

※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、
97年の2曲目です。

https://amass.jp/174311/
ファイアーハウスの
リード・ヴォーカリスト、
C.J.スネア死去(amass)

今週の気になる新曲2曲。

2024-04-09 09:37:04 | 最近の洋楽
今回は、Triple Aチャートを
上昇しているらしい、新曲2曲。
どちらも、ビッグネームを
ft.している新曲です。

まずは、ブルースギタリスト、
&ボーカリストとして、
日本でも人気があります、
Gary Clark Jr. の、先月、
リリースされているんですね、
4枚目のスタジオアルバム
"JPEG Raw"から、
Stevie Wonderをft.したナンバー、
"What About The Children"です。



Stevie御大も、曲作りにも、
参加しているようでありまして、
Gary、Stevieに、
プロデューサーのJacob Scibaの
3人による共作のようです。

なんか、歌い方も、
ブルース寄せかな?御大。

そして、もう1曲は、
本名は、Samuel Ervin Beam
というそうですが、
Iron & Wineという名前で、
活動している、フォーク系SSWの、
まもなくリリースされるアルバム
"Light Verse"からのカット
"All in Good Time"という曲です。

ft.されているのは、
Fiona Appleですね。



ふたりの声が対照的で良いですね。
女性のほうが、ぐっと低いという。(笑)

こういう曲を聴くと、
Fiona自身の新曲も、
そろそろ聴きたくなりますね。

※次回は、なんとなくAOR、
第37回です。

このアーティスト、あの一曲。(11)

2024-04-08 10:35:27 | 懐かし洋楽
シングルカットされていたけれど、
忘れられていそうな曲を選んで、
お送りしている、このコーナー、
今回は、本日4月8日がお誕生日の、
Julian Lennonの、84年リリースの
デビューアルバム"Valotte"から、
こちらのナンバーを選びました。



アルバムから4枚目の
シングルになっていました、
"Jesse"ですね。
アルバム9曲目、レコードだと、
B面の4曲目に入っておりましたが、
これは自分も、まったく
シングルカットされていたことを
忘れておりました。

Hot100での最高位は54位。
85年の8月のことだったみたいで、
当時、まだまだ、チャートチェックは
していたように思うのですが、
今回調べましたら、1週目に、
75位でNewエントリーして、
67位、58位、54位と
上昇したものの、次の週には、
64位にダウンして、翌週は84位。
それで、Hot100からは消えて、計6週しか、
ランクインしてなかったようです。

なら、覚えてなくても仕方ないかな...。

曲は、Julianの自作ではなくて、
クレジットされているのは、
Chian Burtonとい人なのですが、
UK出身のシンガーで、79年に、
"You Don't Care (About Our Love)"
というディスコヒットを放っている
China Burtonさんと同一人物なのか、
確認できませんでしたが、曲調からして、
その可能性はあるように思います。

Julianですが、2022年に、
"Jude"というタイトルが、
たいへん話題になった、
アルバムを出しましたが、写真家としても
活躍していることもあって、Instagramも、
頻繁に更新されていますので、
興味ある方は、ぜひまた、
チェックしてみてくださいませ。

https://www.instagram.com/julespicturepalace/


・Valotte - Julian Lennon

※次回は、気になる新曲2曲です。

Time Machine ~1967~

2024-04-06 20:32:06 | 懐かし洋楽
今回は、1967年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Sam Mooreさんと、
Dave Praterさんからなる
ソウルデュオ、Sam &Daveの
”When Something Is Wrong
with My Baby”です。
(Pop #42 R&B #1)



66年の"Hold On (I'm Coming)"、
翌67年の"Soul Man"などの
ヒットで知られる2人の、ちょうど、
その2曲の間くらいにリリースされた
シングルだったみたいですね。

曲の作プロデュースの1人は、
その一連のSam & Daveの
ヒット曲に関わっていた、
Issac Hayesで、共同プロデュースは、
Booker T. & the M.G.'sなんですね。

と思ったら、「ロックの殿堂」の公式に、
その、Isaac Hayesと
Booker T. & the M.G.'sのギタリスト、
Steve Cropperと一緒に、
この曲を歌う、Sam Mooreさんの
映像がありました。



当然、この曲、
Sam & Daveのオリジナルは、
リアルタイムでは聴いていませんが、
自分が知る限り、80年代に、
3組、カバーしているんですよね。
そちらの音も、古い順に、
貼ってみたいと思います。

Johnny Gill、Hall & Oates、
Linda Ronstadt & Aaron Nevilleです。







Sam & Daveの2人のうち、
Dave Praterさんのほうは、
88年に、50才で、交通事故で、
この世を去っているようですが、
Sam Mooreさんのほうは、
88才だそうですが、健在で、
一昨年のBruce Springsteenの
ソウルカバーアルバム
"Only The Strong Survive"で、
2曲、Bruceと歌っておりましたね。

1967年4月1日付けのビルボードHot100です。

1位は、80's洋楽ファンには、
The Nylonsによるカバーも懐かしい、
L.A.出身の、あのバンドの、
あの名曲です。

<1967年4月1日、何があったか?>

モデルで、女優さんでもあり、
仲村トオルさんの奥様でもあります、
「鉄骨飲料」CMも懐かしい、
鷲尾いさ子さんが誕生されたのが、
この日だったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/鷲尾いさ子
鷲尾いさ子(Wikipedia)

※次回は、シングルカットはされたけど、
忘れられがちではないかと思う曲、
11曲目です。

80's #96

2024-04-05 14:57:19 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第96位は、フィラデルフィア出身の、
こちらのシンガーの、このナンバーです。



60年代は、The Blue Belles、
70年代には、Labelleと名を変えた、
ボーカルグループでセンターを務めた、
Patti LaBelleさんの、83年から、
84年にかけてのヒット
"If Only You Knew"ですね。
(Pop #46 R&B #1)

こちらは、10年前くらいと思われます、
Queen Latifahがホストを務めていた
TV番組でのパフォーマンスみたいですね。

83年リリースの、ソロ6作目、
"I'm In Love Again"からのカットで、
ちょっと意外なのですが、この曲が、
Pattiさんにとっての、初の、
ソロでのHot100入り曲だったんですね。
スタジオバージョンは、こちらで。↓



80年代半ば以降は、
映画『ビバリーヒルズ・コップ』の
サントラからのナンバーや、
Michael McDonaldとのデュエットで、
No.1にもなった"On My Own"など、
ヒットが続きましたので、
77年のソロ活動開始から、
順風満帆だったのかと思いきや、
なかなか、ヒットが出なかったんですよね。

この前の年にリリースされた、
Grover Washington Jr.のアルバム
"The Best Is Yet to Come"で、
タイトル曲のボーカルでft.され、
こちらが、R&Bチャート、
最高位14位のヒットとなって、
それが転機となったのか、
その曲の作者、Cynthia Biggsと
Dexter Wanselに、あの、
Kenneth Gambleが加わったチームが
作プロデュースした、この曲で、
ソロでは、初の、
R&BチャートNo.1にも輝きました。

Pattiさん、新作アルバムなどは、
しばらく出ておりませんが、
まだまだお元気で、ライブ活動、
行われているようでして、
来週は、なんと、この方と↓、
ステージに立たれるようであります。




※次回は、Time Machineです。