probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Abdul “Duke” Fakir (of Four Tops)

2024-07-24 20:41:32 | R.I.P.
去年だったか、よくお邪魔している、
ソウルバーに行ったときに、
Four Topsの曲をかけてもらったら、
Tempsをリクエストされることは、
とても多いのだけれど、Four Topsは、
少ないんですっていう話を、
マスターからされて、へぇ、
そうなんだぁと思いました。

メンバーの入れ替わりは激しいけど、
常に役者がそろっている感じで、
きらびやかだった、
Temptationsのほうが、
Levi Stubbsの、強烈なボーカルが
引っ張る形で、少し泥臭い、
Four Topsよりも、
日本人好みだったのでしょうかね。

しかし、80年あたりから、
洋楽にハマり出した、
自分にとっては、80年代に、
1曲もTop40ヒットが無かった
Tempsよりも、2曲あった、
Four Topsのほうが、
じつは、身近に感じておりました。

そのうちの1曲が、81年に、
R&BチャートではNo.1、Hot100でも、
11位まで上がるヒットになった、
"When She Was My Girl"でありました。



Bruce Springsteenが、
一昨年リリースしたアルバム
"Only The Strong Survive"で、
カバーしたことで、
再注目となった曲でしたが、この曲は、
イギリスでも大ヒットして、
UKチャートでは、続くシングル、
"Don't Walk Away"も、
Top20入りするヒットになっていました。



最後の動画は、公式アップでないので、
削除されないことを願いたいですが、
Michaelのムーンウォーク初披露が、
大きな話題となりました、83年の、
モータウン25週年記念番組の中での、
vs Temptationsの名場面です。

VHSでは持っていますけど、
ホント、最高なり。



22日に亡くなった、
Abdul "Duke" Fakirさんは、
メンバー中、一番の高身長で、
サングラスがトレードマークの方で、
オリジナルメンバーとして、
最後の1人となっても、昨年まで、
ステージに立っていたみたいですね。

R.I.P.

https://amass.jp/176691/
フォー・トップス
最後のオリジナル・メンバー、
アブドゥル・“デューク”・ファキール死去
(amass)

※次回は、80年代お気に入り曲、
第90位の発表です。

今週の気になる新曲2曲。

2024-07-23 10:55:36 | 最近の洋楽
今回は、Adult R&Bチャートに、
間違いなく入ってきそうな、
ステキなコラボ曲、2曲です。

まずは、ナッシュビル出身のトリオ、
The Shindellasが、112のメンバー、
Q Parkerをft.したナンバー、
"Think Of Me Too"です。



昨秋リリースされた
2ndアルバム"Shindo"に、
"Think Of Me"という曲が
入っていて、シングルにも、
なっていたようなのですが、
今回、Q Parkerと一緒の、
Newバージョンが作られたようです。

しかし、レトロソウルなどとも、
呼ばれる彼女たちですが、
こんなふうに、90'sテイストの曲も、
さらっとこなしてしまうところ、
カッコいいですねぇ。

そして、もう1曲は、
Smooth Jazz界の
ベテランサックスプレイヤー、
Boney Jamesが、
10月にリリースするという、
2年ぶりのNewアルバム
"Slow Burn"からの先行カット、
あの、October Londonをft.した、
"All I Want Is You"です。



タマランですねぇ~。

ことしの夏の暑さも、
耐えられそうな気分に、
一瞬でもしてくれる、
そんな感じですが、
アルバムは10月か...。(^^;)

ボーカル曲は、この曲だけなのか、
他にもあるのかは、
まだ情報が無くて、不明です。

※次回は、The Four Topsの、
最後のオリジナルメンバー、
Duke Fakirさん追悼です。

The Artist : The First & The Final Hit (#90 Mary Wells)

2024-07-22 10:41:56 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまった
アーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となった
エントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、今月の26日で、
没後32年になります、
Mary Wellsさんです。

モータウンが世に送り出して、
最初に人気になった女性ソロシンガー
と言われておりますが、
49才で亡くなってしまったんですね。
存命だったら、81才で、
初めはグループデビューだった、
Dianaさんよりは、少しだけ、
年上だったみたいですね。

Maryさん、最初のチャートイン曲は、
1960年のデビュー曲、
"Bye Bye Baby"だそうで、
Hot100では45位、R&Bチャートでは、
8位まで上がっていたようですが、
自作曲で、すでにそのとき、
大スターだった、Jackie Wilsonに、
歌ってもらおうと、自分から、
レーベルに売り込みに行ったところ、
Berry Gordyさんに気に入られて、
自分で歌うことを勧められ、
デビューに至った、そんな話らしいです。





モータウンの女王、なんていう、
呼ばれ方もしていたみたいですが、
在籍期間は短くて、64年には、
モータウンから離れて、
その後は、いくつかのレーベルを、
渡り歩いたようですが、
生前最後のHot100入り曲は、
68年のこの曲になるようです。

最高位は65位、R&Bでは、
28位まで上がっていたという、
"The Doctor"です。





と、最初と最後のチャートイン曲を、
貼ってみましたが、やはり、
この曲も貼りましょうかね。
64年に、Hot100とR&B、
両方で1位になった"My Guy"です。





"My Guy"は、82年に、
Sister Sledgeがカバーして、
スマッシュヒットを記録しましたが、
Maryさんも、80年代には、1曲だけ、
ダンクラファンには人気の、
"Gigolo"というナンバーを、
ダンスチャートを中心に、
ヒットさせていましたので、
Audio Onlyですが、
その曲も貼ってみたいと思います。



https://en.wikipedia.org/wiki/Mary_Wells
Mary Wells(Wikipedia)

※次回は、気になる新曲2曲です。

Time Machine ~1962~

2024-07-20 20:13:51 | 懐かし洋楽
今回は、1962年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Gary U.S. Bondsの
"Seven Day Weekend"です。
(Pop #27)



80's洋楽ファンにとっては、
BOSS作プロデュースの、
81年のヒット"This Little Girl"で、
おなじみのGaryさん、
23才のときのヒット曲で、
61年のNo.1ヒット、
"Quarter to Three"の、
その翌年にチャートインした
ナンバーになりますね。

このパフォーマンス映像、
映画のワンシーンのようですが、
調べましたら、やはりそうみたいでして、
日本では、『聖者が街にやってくる』
という邦題が付けられた音楽映画
"It's Trad, Dad!"の中の場面で、
映画は、Helen Shapiro主演で、
Chubby Checkerや
Del Shannonらとともに、
Garyさんも出演していたようですね。



Garyさん、現在85才みたいですが、
公式のFacebookを見ますと、
まだまだお元気で、
ステージにも立っているようですね。

https://www.facebook.com/GaryUSBonds

1962年7月21日付けのビルボードHot100です。

Top10の中で、3位の曲しか、
知りませんでした。(^^;)

<1962年7月21日、何があったか?>

元チェッカーズのリーダー、
武内享さんが誕生されたのが、
この日だったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/武内享
武内享(Wikipedia)

※次回は、天国へ行ってしまった
アーティスト、90人目です。


reminiscing ("true one-hit wonders") #41

2024-07-19 11:09:20 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100には、1曲しか、
ランクインしていないアーティストを、
懐かしみながら、今、どうしてるのかな?
と、浅く掘り下げようというコーナー、
今回は、1998年に、
最高位23位を記録した、
こちらのアーティストの、
このナンバーを選びました。



そこまで過激ではないと思うのですが、
年齢制限がかかっております。(^^;)

本名は、Lincolm Browder。
ニックネームが、そのまま、
アーティスト名だったみたいですね。

同年リリースの1stアルバム
"Sex Down"からのカットで、
R&Bチャートでの最高位は、
15位だったようです。

そのR&Bチャートでは、
もう1曲、2ndシングル、
"I Don't Wanna See"が、
43位まで上がっていたみたいですが、
Hot100では、結局、
この曲オンリーだったようですね。

もともと、Protageというグループの
メンバーだったみたいですが、
そのグループに、スカウトしたのが、
90年代から活躍していた、
ソングライター&プロデューサーの、
Darrell "Delite" Allamby
だったようで、
結局、Protageのほうは、
成功しなかったものの、
才能を買っていたDarrellさんは、
97年から98年にかけてヒットした、
プロデュース曲、LSGの、
"My Body"の共同作者に起用し、
それによって、俄然、注目を浴び、
ソロデビューに至った...
そんな感じだったようですね。

(細かいところ、違っていたらすみません。)

そのLinkさん、先日、
別コーナーで登場した、
Gerald Levertの
"Taking Everything"でも、
ソングライターの1人として、
本名でクレジットされております。

Linkさん、2008年に、
2ndアルバム"Creepin'"を
リリースしていたようですが、
公式Instagramらしきものを見ると、
更新は少な目ではありますが、
現在も、シンガーとしての活動、
続いているみたいですね。

https://www.instagram.com/linktheartist/

※次回は、Time Machineです。