姥捨て保険天引き始まる

１５日支給された年金から７５歳以上の保険料が天引きされた。


「後期高齢者医療制度」は、コイズミ郵政民営化選挙にまぎれて強行採決して導入した。

制度をめぐって「姥捨て山」と批判され、さらにミスが相次ぎ、福田首相は謝罪した。


現実に保険料が天引きされたことで「庶民の痛みが分からないのか」「年金問題も解決しないのに」と
高齢者は生活の不安から怒りの声が上がっている。


各市町村でそれぞれ対応に違いがあるが国保加入者に、健康診断、プールの割引、人間ドック、がん検診などの助成も国保と分離したため対象外となりその影響が大きい。

厚労省幹部は「年金記録問題と長寿医療制度は別の問題」と事態の沈静化に躍起だ。

ガソリン、年金、後期高齢者の３点セットで衆議院解散に持ち込み「現代の姥捨て山制度」を廃止してほしいものだ。