定額給付金の所得制限をめぐりそれぞれ閣僚が、かって気ままに発言し混乱している。
鳩山総務相は「基本は全国民に一律支給」。天の声と言いながら所得制限の有無を市町村に委ねた政府与党合意に異論を述べている。
総額2兆円、国民の血税である。
景気対策であれば「全国民に支給」するのが筋である。
それでなければ選挙目当てのバラまきといわれても致し方ない。
麻生首相は自らの指導力のなさをさらけだして「政局より政策」と所得制限までつけて市町村にまる投げした。
まる投げされた市町村は所得制限をどうするのか、支給方法をどのように・・・?大混乱である。
首相は「地方分権」といっているが
地方分権の意味を知っているのか、首相のバカさかげんにはほとほとあきれてしまう。
こんな迷走でこれから先、道路特定財源の一般財源化、基礎年金の国庫負担2分の1引き上げなど党内をまとめきれるのか・・・?。
麻生首相の「わが身を守るための政治」で地方までもが迷惑している。
「選挙は来年4月以降に延びる」・・・
麻生首相は追い込まれて解散を余儀なくされる。
最悪のパターンになりそうな気がする。