復興担当相の発言

キリギシアズマキク（高山植物）


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おじたりあん from OCNフォトフレンド


東日本大震災からやがて４カ月が来る。
死者、行方不明者は２２，０００人、被災地のガレキの方付けも遅れている。
東電の福島第一の原発事故はいまだ収束の見通しも立たない。

東北は復興のメドも立たないというのに、防災相から横滑りした松本龍復興担当相が被災地の岩手の達増知事と宮城の村井知事の会談で威張り散らしてきた。

きょうの朝刊と夕刊で「容認できない」「助けない」松本龍復興担当相発言が延長国会の火種を作った。
宮城県庁で村井知事に「お客さんが入ってくる時は自分が入ってからお客さんを呼べ」には恫喝したとしか言いようがない。
常識ある大臣なら被災地の首長に苦労をねぎらう発言があっていいのではないか。


明治以来から日本は中央集権、官僚独裁国家が続いてきた。
民主党政権は官僚政治から脱却とマニフェストにも載っている。


東北復興には画一でなくそれぞれ事情が異なるので、地域行政の首長に権限と自由に使えるカネを与えるのが早道と思ってきた。

それが被災地の知事に「知恵を出さないやつは助けない」と威張り散らしてきた大臣なら、被災者の気持ちも逆なでし、復興の妨げにしかならない。



※　５日　松本龍　復興対策担当相が就任９日目で辞任した。
「ちゃんとやれ」偉そうな声が耳に残る。