爺のつぶやき

後期高齢者で知識や話題に乏しい田舎ジジイですが、
見たり聞いたりその日の出来事をつぶやいています。

安倍首相のTPP参加表明について

2013-03-17 08:45:27 | あれこれ
安倍首相が15日TPPの交渉参加を表明した。


衆議院選で「TPP交渉参加を断固阻止!」という自民党公約を信じ1票を投じた。 その結果自民党は294議席と大勝した。
ところがわずか3ヵ付きで交渉参加と方針を変えた。

09年には民主党のマニフェストを信じて投票したが、野田内閣で消費税アップでダマされた。
これで民主党政権と自民党安倍政権と2回ダマされたことになる。


TPPに参加するかどうかの影響は、農漁業にとどまらず雇用、保険、医療、食の安全など、われわれの生活全般に及ぶ。


北海道は関税が撤廃されればコメ、麦、牛肉、豚肉、乳製品、甘味資源作物などの生産が壊滅的な打撃を受ける。農業か輸出産業か、損か得かの判断ではすまされない。



北海道のマチのほとんどは農業を基盤としている。
農業が衰退すれば人口も減少し、中小企業も、商店も経営が成り立たなくなる。
畑や放牧地がなくなれば景観も変わり、美瑛や富良野といった観光地もなくなる。




安倍首相は「国家百年の計」に基づく決断という。
北海道は明治の開拓以来120年築いてきたマチが消えることになりかねない。


高橋はるみ知事を先頭に農業団体、経済団体、消費者団体、医師会など道内8団体は結束して事前に地方の意見を踏まえて対応してほしいと何回も言い続けてきた。
しかし15日なっていま表明しなければバスに乗り遅れると言わんばかりに交渉参加を表明した。


選挙でダマして交渉参加表明することは選挙民への背信行為である



高橋知事は「具体的な情報や説明がない中でTPP交渉参加にはあくまで反対」を表明している。
コメント (1)
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