アイヌを侮辱した議員を環境部会長代理に
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自民党総務会でアイヌ民族を侮辱したとして札幌法務局で「人権侵害」と認定された杉田水脈(56)議員を党環境部会長代理にした。
森山裕総務会長は記者会見で「人事は適材適所」と述べているが、環境部会はアイヌ民族の政策にも関わる。しかも部会長代理はナンバー2である。
適材適所とは、「その人の能力・性質によくあてはまる地位や任務を与えること」と定義されています。どうしてこの人が起用されたのか疑問である。
杉田衆院議員は2016年に国連の女性差別撤回委員会に出席した際「チマ・チョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場」などと投稿して批判を受けた。
杉田議員は次世代の党から自民党に移籍2017年安倍前首相から「お声かけ」をもらい比例中国ブロック単独1位で処遇され当選している。
22年8月の岸田内閣で総務政務官に就任したが、差別的言動が批判されその年の12月に事実上更迭されている。
自民党は、国民の批判をどう受け止めているのか、フランス研修で批判され女性局長を辞任した松川るいさんも、参院議員副幹事長に起用された。自民党の人事は理解に苦しむ。