人に寄り添い愛された人生
9日、瀬戸内寂聴さん(99)が心不全のため波乱の人生を終えた。寂聴さんは51歳で出家、400冊以上の本を出し、30年以上にわたり全国各地で法話を行ってきた。
印象に残っているのは、「みなさんは寝るとき、明日は必ず生きていると思って寝るでしょう。そんな厚かましいことはありません」。
「寝ている間に死ぬかもしれません。寝ている間に火事が起きるかもしれません。だから、朝目が覚めたらありがたいと思わなきゃいけない」と。
「嫌なことは辛抱する必要はない。人生は1回だからね・・・!」90歳を超えても活発な行動力は変わらず、99歳の誕生日にはワインとケーキでお祝いされている姿がテレビに映った。
1997年文化功労者、2006年文化勲章を受章した。先月から体調不良で入院し今週、火曜日心不全により京都の病院で息を引き取った。
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