今日のためしてガッテンは、無痛性心筋梗塞の特集だった。
うちの夫は冠動脈も悪くステントも2個入ってるし、急に今日は寒いし、ってことで、番組をしっかり見た。
内容としては、まぁ、心筋梗塞にも痛みを感じないものがあるという事をしったことや、その場合の特徴として冷や汗などがあるとわかったことはよかった。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hand_goo.gif)
でね、なんで乳がんのカテゴリーでこれを書いているかというと、その心臓や循環器のあれこれを解説してくれる先生が、
「ここがいたいんです」
と胸周りに関して指で特定できるようなものは、まぁ、そんなに重症じゃない。肋間神経痛とか筋肉痛の場合がほとんどです。と言って、まとめ図みたいなものでもそう書いてあるボードが大きくうつされて強調されていたことは、大いに気になったからだ。
なぜなら、
私も、乳がんのとき、発見告知半年前に、夫の循環器のホームドクターに胸の痛みと腋の痛みを訴えたとき、まさに同じ言葉を言われてるから。
「奥さん、それ、肋間神経痛ですよ~」
ってね。
まぁ、専門が違うし、触診とかしたわけでもないから、それはしかたないのかもと今は思っているし、
今日のテレビも、今日の内容からしたら、それで間違いはない。
でも、多くの普通の人は、胸のここが痛いは安心なのね~って思ってしまっては、それは違う。
あくまで心臓病としての話と思いこめる人ってそんなにおおくないんじゃないかな~
一般論的に、体ずべてと置き換えてしまったら怖いよね。
胸周りが痛いときは、乳がんをはじめ、別の病気を疑ってみることも大切ですとの注意書きくらいはあってもいいいんじゃないかな~。
とは思う反面、また色々と・・・・・・
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ある観方をすれば、今の社会はとてもサービスが行き届き、暮らしやすくなっているのでしょう。だからこそ、提供されることすべてが前後を見損なってそのまま受け入れてしまうのかもしれない。
なんていうか、受け身に慣れてしまって、野生の本能みたいなセンサーが麻痺してるのかもね。
だから、逃げて下さいとの指示がなければ逃げないし、その指示する側もサービスという社会システムの責任の範疇でしかセンサーを働かせないのでしょうか、柔軟な判断はできないのかなぁ。定型的な中で納まってしまっている。どちらも不幸なことだなぁと思う。そして、結果は不幸なことでは済まされない大きな事になることもある。
私もそんなセンサーが麻痺してたから、痛くても、「乳がん」が浮かばなかった。
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大型台風が残した大きな被害のニュースを見ながら、とても切なかったよ。そのニュースの後の放送がこのためしてガッテン。これで、切なさの正体見た気がした。
合掌。
題名の無痛性心筋梗塞から話がそれたけど・・・
自然災害は抗うことのできない痛ましいものだけど、せめて、自分や家族の病気・身体のことは、ちょんとセンサーもっておかなきゃと、思いあらたにした夜だった。