長崎の浦上(うらかみ)天主堂には、素晴らしい歴史があります。
江戸時代の鎖国の中で、浦上のキリシタンたちは、密かに信仰を守っていました。
しかし、明治新政府は、天皇を中心とした国家神道を中心とした国家を樹立するため、キリシタンたち約3000人をとらえ、西日本各地に一村総流罪にしました。
迫害・拷問の中で多くの死者を出しましたが、諸外国はそのことを報道し、明治政府に抗議しましたが、政府は、内政干渉だと言って突っぱねました。
この時、不平等条約改正のため岩倉具視を中心とする欧米使節団が各国に行きましたが、どこでもキリシタンの迫害を止めるようにと言われ相手にされませんでした。
そのため、帰国後、キリシタン禁制の高札を取り除き、信仰を黙認したのです。
キリシタンたちは、約6年ぶりに、浦上に帰ってきましたが、家は無く地は荒れ果てていました。
それでも、喜んで種をまきましたが、収穫の前に台風・赤痢・天然痘と続き、苦難の中を通らされました。
この時、多くの孤児たちができたので、女性たちがともに病人を看病し、孤児たちを集めて孤児院を作ったのです。
拙著まんが「日本キリスト教史・下 浦上キリシタン物語」では、この愛と涙の歴史を知ることができます。
ぜひ読んでくださいね。
昨日は雨でしたが、今日は本当に暖かい日になりました。
確定申告に行き、スーパーに買い物に行く時は、暑いくらいでしたが、夕方には少し涼しくなってきました。
さっきまで、デジカメで撮った写真からチラシ作りをしていましたが、PCの操作は難しいですね。
一つ一つ覚えていますが、一つ覚えると、前の物を忘れているので、トホホホホ・・・です。
ところで、最近読んだ漫画は、オカルトや悪人の出てこない物ばかりだったので、ホッとしています。
本当に安心して読める作品が少なくなって来たので、昔の作品で良いものを繰り返し読んでいますが、誰でも安心して読める漫画が増えて欲しいものですね。
今度は台湾でM6.4の地震です。
過去100年で、一番大きな地震だそうです。
この間、IT礼拝を見ている台湾の方がお二人教会に来てくださいました。
それから、拙著まんが「日本キリスト教史・上」を台湾の教会の方々が、「高山右近」のお芝居にして、日本の各地を回ってくださったのと、まんが本を翻訳して配ってくださいました。
みなさん、お元気だと思いますが、心配です。
もともと私は、古い中国のフアンですが、中国は文化大革命で変わってしまったので、その影響を受けていない台湾に憧れがあります。
それと、日本が、植民地にした時代もあるので、「プロテスタント史」の単行本になる前に悔い改めに行きたいと思って祈っているのです。
同じ目的で、韓国・中国は行きましたが、いま台湾とロシアに行けるように祈っていますが、被害が最小限でありますように。