勝海舟の屋敷の敷地にはホイットニーと言う宣教師が住んでいました。
ホイットニーの娘クララと勝の息子梶梅太郎は結婚しましたが、残念なことに離婚します。
また、ホイットニーの息子は、明治１９年に赤坂の氷川町に４００坪の土地を買い赤坂病院を造り、医療と伝道にはげみました。
昭和２年、病院は閉鎖されましたが、建物の一部を病院の伝道部が引き継いで作ったホイットニー記念赤坂福音会と言う教会に譲られました。
それが、現在の日本基督教団赤坂教会です。
一つの教会の歴史ですが、面白いですね。
飲料水に坂本龍馬のフィギアの付いたものを買いました。
龍馬と一緒に「黒船」が付いていますが、海軍操練所練習船「観光丸」が付いたものを今度買おうと思っています。
今年のＮＨＫの大河ドラマが、「坂本龍馬」なので、またまたブームになっていますね。
ところで、龍馬の甥で、養子になり遺跡の後継者になった坂本直寛と言う方は、宣教師から何度も聖書の話を聞いてクリスチャンになりましたが、あまり熱心ではありませんでした。ある時、義理のお母さんに聖書の説教の小冊子渡しますが、ものすごく怒られ手がつけられなくなってしまいました。
そこで、密かに祈っていると、急にお母さんの方から聖書の話を聞いてくるようになったのです。
近所の魚屋さんが、十戒に関して分かりやすい小冊子を置いて行ったのでそれを読んで変えられたのです。
その後、一家は熱心なクリスチャンホームになり、直寛は、板垣退助の作った立志社で活躍しました。また、坂本龍馬を切った今井信郎も、クリスチャンになりました。
明治時代、サムライからクリスチャンになった方がたくさんいますが、勝海舟も亡くなる前にクリスチャンになったそうですが、素晴らしいですね。
