有楽町に映画「学校をつくろう」を見に行ってきました。
専修大学創立130周年記念の映画で、原作は、志茂田景樹の「蒼翼の獅子たち」です。
電車は本数が少ないし、時間通りに来ないので、すごく込んでいました。
今日は、最近では一番暑い日で、有楽町は人があふれていましたが、映画館は空いていました。
2時5分から始まりましたが、真っ暗な画面にゴオーと言うすごい音がして関東大震災から始まったので、びっくりしました。
3月11日に、見に行きたいと思っていましたが、その日に行っていたら、地震で始まった映画の途中で、あの大地震に会っていたことになります。
毎日、余震があるので、かなり不安を感じながら見ていました。
専修大学が、どのようにできたかと言うお話ですが、明治の初め4人の若者がアメリカに留学して法律と経済を学びました。
当時日本では、外国人が英語で、法律や経済を教えていたので、日本語で教える学校を作りたいと夢を持ちます。
法律用語もみんな日本語に翻訳する所から始めました。主人公の相馬は、初め兵士になろうとしますが、不合格になり、英語もできないのにアメリカに留学し、陸軍士官学校に入ろうとしますが、外国人は入れないし目を悪くしました。
そして、政府からのお金もストップするため、多少お金がもらえる農学校に入りますが、やはりお金がないために帰国します。
何とか、昔のお殿さまに資金を出してもらい再び戻って、今度は法律を学ぶのです。
一つがだめでも、次々に目標を変えて進んでいくエネルギーがすごいですね。
4人の若者のうち、二人は経済、二人は法律を学び、帰国後は福沢諭吉達の助けで、専修学校をつくりました。本当に良い映画でしたが、帰ってきて、家も前まで来たら「グワーン!」と音がして、茨城県沖、震度5強の地震があったので、びっくりしました。