中華街は、肉まんと甘栗のにおいでいっぱいでした。
道を歩くと、甘栗を持ったお兄さんやおねいさんが、試食を渡してくれます。
中華レストラン以外に多いのは、甘栗のお店と、世界一の肉まんのお店と、縁起物のトウガラシのストラップやパワーストーンと月餅のお店ばかりでした。
昔は、ウサギなどの形をしたお饅頭屋さんやアジアの家具のお店もあったのに、すっかり無くなった感じでした。
同じお店がいたるところにあるのは、興ざめがします。
土日は、込んでいるそうですが、水曜日なので、比較的すいていました。
関東で、手短に異国を感じるためには、中華街は、いいところですね。
一昨日が雨で、今日も雨が降りそうです。
本当に昨日はお天気に恵まれました。
昨日は、バスで、フェリス学園の前を通りました。フェリス学園は、もともと、1863年からヘボンの奥さんのクララがヘボン診療所でしていた共学の塾をキダーが引き継ぎ女子部を独立させたのです。
山手あたりは坂道や、明治初期の創業の店や洋館が多いことなどが、長崎と似ていますね。
長崎は、カトリックが多いですが、横浜はプロテスタントなので、かなり感覚的には違います。
ところで、ヘボンは、オードリー・ヘップバーンと同じヘップバーンが本名ですが、日本人が発音できないので通称ヘボンになりました。
詩編を翻訳し、岩倉具視の欧米使節団を企画したフルベッキの本名はバーベックですが、これも同じ理由でフルベッキになりました。このフルベッキがいなかったら、日本の日曜日はお休みになってはいないし、キリスト教は黙認されず、陰暦のままでいたのかもしれません。
宣教師の墓場と言われる日本ですが、素晴らしい宣教師たちがたくさん来てくださったことにより、今の信教の自由があるのです。
本当に、尊い働きです。