まこねこまどかブログ

マンガ家まこねこの気ままな日記

家政婦のミタ

2011年12月22日 | Weblog

昨夜、「家政婦のミタ」の最終回を見ました。
ドラマが始まった頃、タイトルが「家政婦は見た」のパクリなのでコミカルなドラマだと思って見ませんでした。
ところが、スポットで流れる内容はオカルトかと思いような怖いもので、視聴率もどんどん上がっていったので最後の方だけ見ました。
昨日は、最終回の前にダイジェスト版がありました。
傷だらけで、笑えなくなった家政婦ミタが、最後に笑うかどうかで話題が沸騰し、最終回の平均視聴率は40%でした。
今世紀の、連続ドラマのトップだそうです。
ミタが最後に頬笑みを見せるところを見ていて、Giftsの話を思い出しました。
震災の後、看護をされていた看護師さんが、あまりの痛ましさに感情が出せなくなっていたのが、半年ぶりにGiftsのゴスペル「やすらぎの歌」を聞いて泣けるようになったと言う話です。
それを思い出し、もしミタが、「やすらぎの歌」を聞いていたら、もっと早くいやされていたのではないかと、想像してしまいました。
それにしても、なんで「家政婦のミタ」のタイトルにしたのかが不思議だと、ずっと思っていましたが、そこに落ちがあるとは思いもよりませんでした。
つまり、ミタは、崩壊した家庭を救い、誕生日が12月25日で三田=サンタ=サンタクロースという図式だったわけです。
本物のサンタクロースと言う意味ではなく、サンタクロースのように、幸せのプレゼントをくれたと言う落ちです。
思わず、「へー・・・『それで家政婦のミタ』と言うタイトルにしたのか」と思いました。
パクリではないかだという話題性もふくめて、すべて計算済みなわけで、やられたと言う感じがしました。

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宣教医シモンズ!

2011年12月22日 | 歴史

ヘボンが日本に来てすぐに、フルベッキやブラウンと一緒にシモンズと言う方が、宣教医第2号として来日しました。
しかし、翌年で、宣教医を辞めてしまうのです。
そして、アメリカ・オランダ改革派の宣教医としてかかった費用を全部変換しています。
その原因は、妻が派手な生活をしたからだという理由になっています。
一時、離日しますが、再来日して大学東校にドイツから医師が来るまでの契約で、講師と診療を行います。
また、横浜病院(後の十全病院)の委任医師として働きます。
大学東校にいた時、福沢諭吉の病をいやしたのがきっかけで、後にお母さんと二人で慶応義塾内に住むようになります。
有楽町に、共立病院を起こしました。
セメンエン駆虫剤を発明したり。薬用せっけんを作ったり、牛乳を普及する働きもしました。
昨日その経歴を読んでいて気がついたのですが、奥さんの所に(ユニテリアンの信者)と書いてありました。
前に描いた「一粒の麦」にシモンズがでてきますが、この奥さん(ユニテリアンの信者)に気がつきませんでした。
ユニテリアンは、聖書をそのまま信じないし、原罪や三位一体も信じないとあり、自由主義神学の一つですが、日本の社会主義と結びつきました。
日本には、横浜のリバイバルが起き日本中に飛び火していた真っ最中に入ってきて、日本のキリスト教界を大きく揺さぶりました。
関東大震災以降、ほとんどなくなったそうですが、第二次世界大戦後、再び復活しています。
シモンズは、アメリカ・オランダ改革派の宣教医なので、キリスト教界では、正統的な堅い教会です。
しかし、奥さんが自由主義だとしたら、うまくいくはずがないし、シモンズが宣教医を1年で辞めた原因は、ここにあるのではないかと思います。
再来日して、横浜で病院に勤めていた時、クララはよくヘボンの家に行きました。
ヘボン家の隣がシモンズ家で、テニス場があり、みんながよくそこでテニスをしていました。
クララのお兄さんのウィリイは、シモンズの家に住み込んで医学の勉強をしています。
クララが遊びに行った時、奥さんは、「日本人にクララが駄目にされる前にアメリカに返すべきだ。」と言っています。
そして、自分もアメリカに帰りたがっています。
宣教医シモンズが、ただの医師になってしまったのは、奥さんに原因があったわけですが、どのような方と結婚するかで人生は変わってしまうのですね。

コメント (1)
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