Let’s Challenge!!

人生で大切なことは、失敗してもいい、チャレンジすること!! 楽しみながら・・・
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武相荘にて

2008年04月13日 | 驚いたこと
日曜日、夜半から雨が降ってきました
昨年から行ってみたいと思っていた芝桜見物に行くことにしていたのに・・・
でも、雨ではどうしょうか・・・朝食をとりながらずいぶん悩んだんですが・・・
調べてみると、そこでは、芝桜以外にも興味をそそられるものがあったりするので
晴天の日に行くことにして、せっかくおばあちゃんに出かけることを
宣言してあるのにもったいない ということで、
少し前にdanceinlondonさんが書いていらっしゃった 白州邸 に行ってみました


町田市でも今では、茅葺の屋根は見ることもない
様変わりしたその中にひっそりと静かな佇まいを見せている
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<武相荘 正面
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白州邸は白州次郎・正子夫妻が終戦間じかに食糧難を予測して農家を探し、
茅葺の農家が点在するのどかな町田の地に家を求めたという
蔵と 模の境にあるこの地に因んで、さらにご主人の一捻りしたい気持ちから“無愛想”をかけて
名づけたというエピソードも・・・
そして、“武相荘” と名づけられ60年の永きに渡り住んでいたところです
しかも、武相荘とそれを取りまく環境はまったく変えずに・・・

このご夫妻の偉業も “武相荘” の中で紹介しています
二人とも上流階級に生まれ育ち、桁外れに恵まれた人生をおくられました
展示されている数々の写真からもそのことをうかがい知ることができました
公開されている母屋を見せてもらうことに
古い農家を、自分たちの住みやすいように何度となく間取りは目的に応じた改装を加えたという
しかし、佇まいは元のままに、心豊かに暮らしていた様子がわかります

  

  

  

桁外れた裕福な環境とは、そのいくつかをご紹介すると・・・
ケンブリッジ大学に留学中、所有していた車はベントレーとレーシングカーのブガッティ(レースに熱中していたという)
新婚旅行には、父親から結婚祝いにもらったイタリア車ランチア・ラムダでハネムーンツーリングとか・・・
この車、サラリーマンの年収の25年分だという

でも一番の贅沢は、この家であり、庭であるこの豊かな環境だと思います
お金を使った贅沢も知っている上での、本当の贅沢なんだと思う
妻の正子は、当代一の目利き“ほんもの”を知る唯一の人といわれている

私も、いつの日かこんなところで静かに暮らしてみたい気がする