吉田初三郎の鳥瞰図には依頼主(クライアント)の希望(目的、好み)が反映された作品も多々あります。限られた条件の中で最大限の「遊び心」で構成する訳ですが、この「南武鉄道図絵」はこれら制約を最大限に活かした傑作だと思います。電車のなんとデカいこと…。パンフレットの全体像は以下。鳥瞰図の両側は「しおり」になっています。
人気ブログランキングへ
にしてつWebミュージ . . . 本文を読む
吉田初三郎「日本万国博覧会」会場鳥瞰図です。昭和15年に開催予定だった幻の万博の会場図です。政府公式の準備式典で配布されたものと、朝日新聞創刊50周年記念で読者へ贈呈されたものがあります。肉筆画はいずこへ。
吉田初三郎が描いた作品は実に多彩です。彼が描く鳥瞰図や絵葉書セットには必ず依頼主(クライアント)がいます。これは国会の見学者へ配布されていた絵葉書セットの一枚。富士山のシルエットを背景に . . . 本文を読む
吉田初三郎の鳥瞰図やポスターには、外国人向けのものも多数あります。
これは1937(昭和12)年に名古屋市で開催された「名古屋汎太平洋平和博覧会」で海外向けに作成された英文案内誌の表紙絵。博覧会場を右手前に、名古屋市街を初三郎らしい構図で描いています。初三郎は博覧会の会場図や名古屋港の鳥瞰図なども担当しました。
人気ブログランキングへ
にしてつWebミュージアム
昭和レトロ . . . 本文を読む
メインの仕事の合間に、少しずつ4月末からの吉田初三郎展の準備を進める日々。
初三郎の視点や構成力にハマると抜け出せなくなります。これは「叡山頂上一目八方鳥瞰図」比叡山の頂上からの360度パノラマを表現したもの。最近の新しいデジカメにこれに近い撮影機能があって気になりますね。
人気ブログランキングへ
にしてつWebミュージアム
昭和レトロな福博風景満載!フォトブックシリーズ1 . . . 本文を読む