7月24日に発売された新刊「銀座 歴史散歩地図~明治・大正・昭和(草思社)」を購入。元古地図学会長の井口悦男さん監修というだけでも十分なのに、編著者は私が神と崇める(笑)赤岩州五さんです。
1997年から2002年までゼンリンから出版された伝説の地図マガジン「ラパン」編集長にして、古地図・古写真を活用したまち歩きを提案したパイオニアの一人、鳥瞰図絵師・吉田初三郎の再評価の流れも作ってくれた恩人。全国各地に赤岩さんを慕う地図・まち歩きファン多し、ブラタモリをはじめとする現在の歴史まち歩きブームの起点を作った方だと思います。
東京・銀座に絞った新作は唸るほどの素晴らしさ、過去と同様に類似の書籍がまた各社から出てきそうな高い完成度。東中洲や天神もこのテイストで本が創りたい!そんな創作意欲を掻き立ててくれます。
表紙の「銀座復興絵巻」は漫画家・麻生豊さんの作品ですね。「ノンキナトウサン」他で知られる麻生豊さんは大分県宇佐市出身、私と同郷(宇佐市生まれ)で私の旧姓も「麻生」だったりします。少し調べてみると、なにやら関係がある気配がプンプンしてきました。
さらに、宇佐市で麻生といえば「住宅地図」ゼンリン創業者・大迫正富氏も同じ村の出身、こちらもなんか不思議なご縁がありそうで、自分で勝手に「ファミリー・ヒストリー」やってみたいかも(笑)。
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