記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

昭和37年発行の博多港パンフレットの埋立計画がスゴい!

2016年01月08日 22時17分13秒 | 福博まちの記憶

福岡市が大きく都市計画を方向転換した昭和30年代、その道筋の痕跡を確認すべく地道に関連資料を集めています。

これは昭和37年8月発行の博多港パンフレット、沿岸の炭鉱が次々に閉山となり、博多ポートタワーなど博多埠頭の整備直前の計画です。

当時の埋立計画だと博多湾の東側(東区)はほぼ埋め立てられる計画だった事がわかります。イケイケどんどんの時代、炭鉱閉山や昭和40年代後半のオイルショック等がなければどうなったか…

北九州市のような工業都市をめざしたものの挫折し、物流拠点化に舵を切った当時の埋立計画ですが、基本は以下の大正初期の杉山茂丸の頃(当時は石炭産業と密接、第一次世界大戦後の不況で頓挫)と変わってないかも…


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