記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

初三郎展、週末の3日を残すのみ。ギンギラ東京公演28日開幕!

2008年11月27日 16時49分47秒 | 吉田初三郎
 いよいよ初三郎展も週末の3日間を残すのみとなった。私は最終日の30日
は所用あって行けないため、29日(土)が最後の博物館行きである。11時
~14時に館に滞在予定。希望があれば臨時の展示ガイドも行うかもしれない。

 25日、宮崎和子さんが初三郎展を観に来てくれた。前夜、北京の女学校時
代の同窓生と楽しいひとときを過ごされたそうだ。宿泊先のホテルまでお迎え
に行き、博物館への移動中に色々な話をすることができた。記憶力の確かさ、
ハリのある声と話し方に感服する。

 初三郎展会場では、一点一点を熱心に観ていただいた。子供の頃に滞在した
外地の作品は特に念入りに観覧、初三郎のことは私からご案内を差し上げるま
でご存じ無かったそうだが、島原鉄道のパンフレットは家にあったそうだ。表
紙が黄色地なのは、私は康平氏が熱心だった南国植物、特にバナナやパイナッ
プルをイメージしての配色ではないか、と勝手に推測していたが答えは出ず終
い。初三郎作品には案外黄色地の表紙は少ないので、康平氏のアドバイスがあ
ったと思いたい(笑)。

 康平氏の熱心な勧誘でNHK福岡放送局から島鉄のバスガイド教育係として
転身された和子さんだが、展覧会場で紹介している日本初のバスガイド(亀の
井自動車・別府温泉)についてはご存じ無く、島鉄での教育の際にも参考にし
たりしなかったそうだ。その頃はすでにバスガイドが花形職業になりつつあっ
た時代、発声の専門家としての転身だったから当然だろう。

 FBSの取材に加え、西日本新聞・川上氏も館へ来る。川上氏は宮崎康平氏
とは早稲田の同窓、康平氏のご存命時から宮崎家とは懇意だったそうだ。久々
の再開とのことであった。

 大牟田市の山田氏もご来館。私にあまり時間の余裕が無く、ゆっくりとお話
できず申し訳なく思う。初三郎「大牟田市鳥瞰図」は原図未発見。今年、登録
文化財となった市庁舎落成記念の作品だし、過去の例から戦災に合わず市庁舎
内のどこかに保管されていると推測。その旨を伝えた。

 初三郎展のギャラリートークに参加してくれた方がブログで紹介してくれて
嬉しい限り。九州の肉筆原図がこれだけ集まることは今後無いと思われるし、
口コミの輪が拡がってくれることに素直に感動。
二つ目草の写真帖
福岡発アジア映画行き

 ギンギラ太陽sの地方(東京)公演はいよいよ明日開幕。今回は初代0系新
幹線の引退記念公演とあって、マスコミの取材が絶えないようだ。全国放送で
のギンギラ紹介となれば、一気に全国区の人気になるのでは、と地元ファンと
しては複雑&心配な気分も。大塚氏は至って自然体で、博多ネタバリバリの同
演舞台「女ビルの一生」にどういう反応があるかの方が気になるとのことだ。
ニュース23、NHKなどの取材を次々にこなしている様子は最新情報やブログで。
頑張れ!福岡の「星」!
ギンギラ太陽's最新情報

今日はギンギラ太陽s最新公演のチラシ画像。

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