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以前入手した太宰府天満宮北神苑の「お石茶屋」絵葉書、仕様などから推察して1910年代(大正初期)のもの。ひょっとして今もある建物って、当時の建物に壁と扉付けたりしただけ?
絵葉書に写るのは、北神苑奥の「お石茶屋」から天開稲荷にかけての場所。やはり現在の場所と基本同じですね。美人として有名だった看板娘・お石さんのおかげで「お石茶屋」と呼ばれるようになった頃のもの。
1枚目の絵葉書は、まだお石トンネル(宝満宮参拝隧道)が出来る前…。この頃は天開稲荷を経由して尾根伝いに竈門神社への参拝道が続いていたそう。
お石茶屋には、茶屋ゆかりの著名人とお石さんの古い写真は飾られているけど、以前伺ったときき「建物全景が写る古い写真はお店には遺ってない」と聞いていたので、貴重資料の入手となりました。まだちゃんとお店の方々に見せてないので、近々伺う予定です。
・新刊『松永安左エ門と福岡の近現代史』
・拙著「美しき九州〜大正広重・吉田初三郎の世界」残数わずか!
・にしてつWebミュージアム(企画構成を担当)