記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

のど飴ワンダーランド

2010年04月28日 22時14分52秒 | 福博まちの記憶
 今月初め、花粉症時期の末期で辛い日々が続いた。のど飴が底をつき、久々に近所の某100円ショップに車で出掛けた。ここで売っている大阪屋製菓の「大根しょうがのど飴」がお気に入りで、いつもこれを買いに行く。他のお店では見かけたことがない。

 のど飴のコーナーを覗くと、商品が以前より充実していた。冬のショウガブームを反映してか、しょうがのど飴が何種類も出ていた。ふとその横の棚を見ると醤油の飴がいくつも並んでいる。扇雀飴本舗の「ヒガシマルと扇雀飴の醤油のど飴~うすくち醤油にハーブ」、地元・筑豊製菓の「味わい物語 醤油飴」、それにしょうがのど飴を数種衝動買い!

 個人的にあめ玉にはこだわりがある。母の姉が嫁いだのが「宇佐玉」で知られる宇佐神宮そばにある中島製菓なので、小さい頃からあめ玉には不自由しなかった。飴はもらうもの的な感覚も持っていたが、ここのイチオシは今も昔と変わらぬ味の「ニッケ玉」だ。これが作りたてでなく少々糖分が上面に浮いてきた頃のニッケの味が好きである。福岡に住むようになってから、こちらのスーパーにも並んでいるので少々驚いた。

 福岡にいても、黒門飴などの飴屋さんや、綱場町の「ばんぎや」さんなどはいつも気になってお店に立ち寄る。ばんぎやさんの「献上 しょうが・ニッケ」は大好物。事務所で打ち合わせの際にお客さんに出すことも多い。ここ10年で、まちに古くからある小さな和菓子屋さんや饅頭屋さんは次々に閉店した。後継者不足や競合激化で小さなお店はどこも苦しい。昨今のデフレからの脱却には、安物買い一辺倒を少しでもセーブしなければならない。一軒でも多く、永くお店を続けてほしいなと思い、できるだけこういうお店に立ち寄るようにしている。

今日の写真は、昭和40年前後の西公園よりの光景。
昨年、ドラマ「わが家の歴史」ロケ前(ロケハン時)に、福岡らしい景観の中で高台から福博のまちの復興ぶりを見下ろす場所は?との問い合わせに提供した写真の1枚。当初は愛宕神社(愛宕山)からの想定だったようだが、西公園に変更していただけた。空襲のシーンとプロポーズのシーンに登場。

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