記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

しごと、奉仕、奉仕、奉仕、しごと…

2010年05月18日 07時16分38秒 | 福博まちの記憶
 私が日々活動している事を並べてみると、他人にはどれが仕事で、どれが奉仕(ボランティア)で、どれが遊びかの区別は絶対につかないと思う。時々自分でも判らなくなる事がある程、いろんな人と会話し、いろんな場に顔を出している。その場で得た話題や実体験から、自分に必要な情報を取捨選択しストックしているつもりだ。

 人によっては、私が何をしたいのか全く判らないという。独立当初は、約半年周期で主な仕事を切り替えた。コミュニティFMの立ち上げ、リハビリテーション専門学校の立ち上げ、宅配すし店の本部構築、医学会総会の展示事務局…。別々な分野だが、私にとっては「まちづくり支援」の視点でそれぞれの仕事に取り組んでいたので、仕事を通じて吸収したノウハウや人脈が必然的に財産として残った。

 私の仕事は、案件のプロデュースである。費用対効果を考えて最善の手法をプレゼンせねばならない。狭い視野で物事を考えていては、斬新なアイデアは決して生まれることはない。生まれる瞬間、思考のパズルがバッチリと合った時の快感が好きでこの仕事を続けている。

 ひらめきの段階のアイデアは、実現性を伴わないことも大半である。費用対効果はもちろん、物事を実現するには投入資金や組織人材の壁というものも存在する。自分の経験則から提案するのであれば、実現へのハードルは低くなる。企画にもリアリティが生まれ、具体的に必要な準備にも漏れが少なくなる。

 ボランティア活動をバカにする人も多いが、私は縛りのないボランティアの領域で得た経験や人脈を、仕事の領域へ転換する手法を度々行ってきた。気をつけているのは、決して自己都合ばかりを押し付けないこと。相手や関係する方々がその気になった時、初めて実行に移す。機が熟すのを待つ、焦らないことも大切だ。

今日の写真は、9日の「のこのしまウクレレハイキング」。 ゲスト・口笛世界一、福岡出身の分山貴美子さんのソロライブコーナー。博多湾を望む最高のロケーションにあるシーサイドレストラン「Oceans Kitchen」にて。この場所は福岡の景観遺産だと思う。個人リスクで、等身大でマイペースにイベントを続ける岡部はち郎さんに拍手!
http://www.oceanskitchen.com/
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