先日、大阪商船などを作った豊前宇島の豪商・小今井潤治翁の銅像建設記念の写真帖（大正6年）を入手。お盆前の8月12日に実家に帰省した折、豊前市教校にある小今井翁の銅像にお参りしました。
翁生誕200年記念で制作された歴史漫画本も入手。現在の銅像は、戦時中に金属回収で供出された銅像に代わって、戦後に再建されたものだそうです。
・豊前学歴史シリーズ「積善と陰徳に生きた傑商 乗桂・小今井潤治翁」
小倉藩が唯一発行を認めた上毛郡の萬屋札や宇島港の絵葉書など、小今井関係の資料もかなり揃ってきました。
もともとは、ライフワークで研究している鳥瞰図絵師・吉田初三郎との関わりで大阪商船を調べ始め、小今井翁が設立者であることを知り興味を持ちました。いまは小中学校で郷土の偉人を学ぶ機会も増えていると思いますが、私の頃は学ぶ機会は皆無でした。子供の頃にこの手の本があれば、もっと歴史を学びたいと思ったでしょうし、郷里に興味を持つきっかけになったかもしれません。
あと、豊前市のホームページ等で小今井翁の解説ページは出ていますが、翁の記念銅像のある場所の紹介などは無いようです。発行された本にも記載なし、現状はGoogle mapにも表記なし。これはかなり残念です。
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