昭和40年代の「団地新聞」の「MACダッジェムコーナー」という広告が気になります。モデルさんは三平師匠でしょうか、地図づくりのプロ的立場からすると、アバウトな地図は天才肌に感じてしまいます(笑)。
団地新聞など新聞・雑誌の面白さは紙面記事だけではありません。写真のように当時の映画・人気商品・施設・売り出しの広告も時代や世相がわかる貴重資料です。
特に映画の広告は、戦前から昭和40年代まで東京都に次ぐ映画館集積地であった福岡県(福岡市だけで76館、うち中洲だけで22館が集積)にとって貴重な風俗・時代資料です。
この広告のように映画やテレビ番組にあやかった迷コピーも登場。
「団地新聞」は当時のテレビ番組紹介ページが充実しているので、これも興味深いんです。
2015年の現代、実はこの時代に建てられた団地が次々に老朽化などで建て替えが進んでいます。開設当時は若いファミリー層で賑わったものの、時代を経て老人だけの街になった団地も多し。結果、この時代に郊外に家を買って市中心部から郊外へ移り住んだ方々が、高齢化とともに都心に戻ってきている現象も顕著化しているようですね。
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ダッジェムとは電動のゴーカートのような乗り物で、
互いに車両をぶつけ合う事を遊ぶと言う、
当時ワンパク小学生だった私にはタマラナク楽しいアトラクションでした!