記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

まちなみアート展の新聞記事

2010年05月22日 09時31分21秒 | 吉田初三郎
 22日の西日本新聞朝刊(福岡都市圏版)に冷泉荘ギャラリーで開催中の「まちなみアート~吉田初三郎の世界」展が記事で紹介された。20日の毎日新聞に続く記事掲載で、土日は来場者も増えるかなと期待。仕事の合間、気分転換を兼ねて会場に顔を出す予定。

 今回の記事は、口蹄疫の宮崎支援募金活動の島田洋七さん記事との並びだった。博多座面々の募金活動・洋七さん写真より私の写真が大きいのは、記事内容を比較してもちょっと気が引ける。舞台PRを兼ねての募金活動でも、時事ネタだしそっちが大きくて良かったかな(そうなると展示会の記事は小さくなるか消滅か!)。

 先日は毎日新聞20日朝刊(西部版)にも写真入り記事で掲載された。その日から来場者が激増しているそうだ。会期は5月末までなので、できるだけ多くの人に彼の世界を観てほしい。
毎日新聞記事

 新聞記事になると少なからず動きが出る。私が一番期待するのは新しい出逢い。これまでにも小さな記事をきっかけに色んな人と知り合うことができた。中には今ではかけがえのない出逢いとなった人もいる。情報過多の時代、本当に必要な情報って案外入手が難しいなと感じる。

 記事の傾向と私のやっている活動の相性はあるようで、学生時代に新聞奨学生としてお世話になり個人的に一番思い入れのある朝日新聞は、福岡での活動は一度も取り上げてもらった事が無い。北九州では「朝日さんさん広場」での講演やゼンリン地図の資料館での企画展で何度も紹介いただいているんだけどなぁ。

 今の目標は、新聞などでの執筆。過去何度も話しは出たが、諸事情で実現していない。ネタ、原稿はけっこうストックしているつもり。自分で本にするのもいいけど、本当は新聞とか月刊誌とか定期刊行物に執筆や連載したものを本にするのが理想。地デジへの完全移行、電子書籍という黒船が押し寄せる出版業界には、地域に眠る「物語のある」コンテンツが必要だと思う。

 今日の写真は、能古島から小戸を望む。海浜都市・福岡らしい光景。背後の日本一の大観覧車は営業を終了しており、この景観もそう永く残らないんだろうなぁ。

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2 コメント

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コメントありがとうございます。 (mapfan)
2010-05-24 06:33:41
日本人の観光感はずっと「団体旅行でたくさんの名所を数多く観て廻る」でした。これって、日本人だけでなく韓国や台湾、中国の方々も同じで東洋人的感覚なのかもしれません。

短時間の滞在だと、どうしても観る場所は限られ印象も薄れます。理解する間もなく足速に退散することになり、「◯◯も大したこと無かったねぇ」となる訳です。

最近ようやく目的をもった旅行、旅をする人が増えてきたのが嬉しいですね。私は目的と観たい場所は絞り込みますが、旅館の予約は結構いきあたりばったりです(笑)。京都などに今の時期行くと中心部には部屋が空いてなくて、だけど東山の奥にある宿坊(お寺)を案内してもらったりして、その方が印象に残る旅になってますよ。
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観光と宿 (scene)
2010-05-23 11:35:24
益田さんのブログ お恥ずかしい話ですが・・・
1冊として最初から最後まで読み通したことがない私。でも益田さんのブログ記事は最後まで読ませていただいてます。

西日本新聞 早速開きました。

益田さんを通して「鳥瞰図」のことを知り 今では頭から離れない現象に。町並みの景観も いつしか鳥瞰図のように?は大げさですが(汗)

「観光」の魅力。
最近ではHPを見ながら 泊まりたい「宿」の方が浮きあって見え 発想の順番から言えば「観光」があって それから「宿」につながりたいみたいとこありますが・・・
観光(文化・歴史)を堪能し 疲れたから「宿」へ
旅の疲れを「湯」でなおす?
みたいな展開 実際にやってみたいことです。
でも 現実は「予約」しないと空いてないとか「いきあたりばったり」的な魅力ある「観光」に出かけてみたい。憧れる今日この頃です。
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