記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

12月で開店から40年、博多奈良屋町の老舗喫茶店「キャメル」

2018年12月02日 00時05分38秒 | 福博まちの記憶

仕事がひと段落した夕刻は馴染みの喫茶店巡りが日常です。月に何度か訪れるのが、奈良屋町の老舗喫茶店「自家焙煎珈琲 キャメル」さん。

1978(昭和53)年12月の開店なので、この12月で開店から40周年。こだわりの空間は居心地良すぎていつも長居になります。この日も気づくと外は真っ暗でした^_^。

実は、ご主人は博多祇園山笠「西流」の重鎮、奈良屋町1区の町総代さんでもあります。音楽やデザインの話はもちろん、山笠や博多松囃子など伝統行事、街の歴史談も白熱します。

お店と博多の街を愛するご主人のこだわりは、店内随所に垣間見ることができます。この日は新作の自家製しおり&ショップカードを見せていただきました。しおり、実は前回伺った際に私が雑談中にアイデアでお伝えしたものですが、即制作(笑)そのへんも「いいものはすぐ取り入れ試す」博多商人の真骨頂ですね。

開店当時はまだ福博の街には路面電車(西鉄福岡市内線の循環線)も走っていたわけで、変わらずに40年続けるというのはホント素晴らしいことですね。開店当時の「皮のメニュー」や「巻物メニュー」は驚きですが、お店に遺っていないという初代のマッチ。こだわりの工夫があったそうで、機会があれば見てみたいです。誰か持っている方、いないでしょうか。

 

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