記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

最初の本「ふくおか絵葉書浪慢」から10年

2014年03月03日 20時20分57秒 | 福博まちの記憶

私の最初の本「ふくおか絵葉書浪慢」の刊行からもうすぐ10年になります。先日、出版元の海鳥社で次の本の打合せをしていて「益田さんの本、よく考えたら5年も新刊出てませんよ」と釘を刺されました(笑)。フォトブックや北島寛さんの写真集などが引っ切りなしに刊行されているので忘れてしまいがちな事実です。

最初の本の刊行前、この絵葉書がきっかけで2004年3月4日の西日本新聞夕刊1面に初めて大きく取り上げていただきました。アーケード設置前、1950(昭和25)年頃の下川端商店街(現博多リバレイン)。前年に刊行していたミニ冊子に掲載したこの写真に、記者の手嶋さんの実家が写っていたことから興味を持ったそうです。

日付まで覚えている理由は、この日に長嶋茂雄さんが倒れられたから。長嶋さんが倒れるのが少し早ければ、おそらく私の記事は飛んでいたでしょう(笑)。同じ誌面に九州ベンチャー大学・栢野克己さんが掲載されていた事も記憶を一層鮮明なものにしてくれました。この時の記事に端を発して10年ホントに早かったけど、色々な経験をさせていただきました。


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