先日届いたのはNHK連続テレビ小説「あさが来た」ドラマ・ガイドの見本です。
9月28日週から始まる女性実業家・広岡浅子の生涯を描いた朝ドラ。広岡氏が経営した筑豊・潤野炭鉱(のち日鉄二瀬炭鉱潤野本坑)の写真資料などを提供したので見本が送られてきたのですが、さすがにNHK出版!内容が濃いです。
なにより炭鉱のセットが素晴らしい、今から放送楽しみです。原作本も毎日の就寝前に楽しみつつ読んでます。
本では飯塚市や伊藤伝右衛門邸、広岡と交流深かった村岡花子(花子とアン)他、女性の地位向上に尽力した面々もしっかり紹介。必見です!
今後さらに4冊ほど、お手伝いした関連書籍や情報誌が発行されます。
実は、広岡氏が経営した潤野炭鉱に関する現存写真資料は少ない(ほぼ1~2点)のが実情との事。上の写真のような、公開している私のアーカイブサイトを見て、写真提供や企画協力の依頼が来るのですが、その多くが炭鉱の象徴的な写真として左上の「ボタ山」の写真を指定してきます。
これ実は広岡氏が手放した後の「日鉄二瀬」稲築坑の写真で場所も異なり潤野炭鉱とはまったく関係ないボタ山。潤野坑の写真は右上の坑道口の写真など、旧潤野炭鉱の施設でなければ関連ありません。これを毎回説明するのに少々疲れてきました…。