記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

国立公園設置時の昭和の観光カリスマ・吉田初三郎の考察と論文

2007年07月02日 22時26分21秒 | 昭和の観光学
 吉田初三郎が数多くの鳥瞰図作家の中で群を抜いて人気があった理由 は色々ある。もちろん初三郎式鳥瞰図の絵画的魅力があってこそであろ うが、他の作家と決定的に違うのが知識と教養、そして文章力である。 初三郎の研究に欠かせないのが、大半の鳥瞰図作品に執筆している「絵 に添えて一筆」をはじめとする初三郎自身が著した文章である。  今日は初三郎が昭和4年、東洋時事新聞に執筆した「国立公園の設置 に就いて . . . 本文を読む
コメント (2)

九州国立博物館に行く楽しみと吉田初三郎づくしの週末

2007年07月01日 20時59分12秒 | 吉田初三郎
 午前中仕事を済ませ、午後は娘とともに九州国立博物館へ行った。 次の企画展が7日からなので、常設の交流展示をゆっくり見られるだ ろうと考えたのだが、結構来館者が多くて驚いた。小6の娘は今丁度 遣唐使を習い終わったところだったので、鑑真や遣唐使の展示を見せ ようと思ったのだ。  この博物館の常設展示(文化交流展示)の良い点は、実際の展示を 見るだけでなく映像や実際に触ったり匂いを嗅いだりして体感で . . . 本文を読む
コメント (2)