marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

☕ NHK朝の連続テレビ小説 『エール』が終わった

2020-11-27 09:16:05 | 日記

◆朝の連続テレビ小説はあまり関心がなく、頭が一応働く時間帯としてはまったく受け身の時間を費やさないようにしているが、この『エール』は違いました。画面では教会の中の場面も出てきます。音楽家が主人公であるならば西洋音楽は、教会音楽に必ず結びついているからこういう場面が、当時の時代背景から出てくるのは必然かもしれません。◆主人公の連れ合いとなる、音(おと)さんの母親役の薬師丸ひろ子さんが被災したバラックで、「うるわしの白百合」という讃美歌を一節、最後まで歌ったのは驚きました。薬師丸さんは子供の頃、聖公会のキリスト教会に通っていたそうで、復興を思わせる(つまり復活を暗示)この讃美歌を歌うのは彼女の提案であったということを聞きました。◆「長崎の鐘」の場面で、皆が祈りの場面を映したのは医師でキリスト者であった永井 隆を思いだしたし、いずれ、人々が命に係わるどんづまりに行きつくところに何があるかと言えば、人のドラマを客観的にみられている、人とはなにか、というような深刻な問いに答えを出した、あのキリストと呼ばれる方の言葉にどんとぶつからざるを得ないと思います。そして、それはその根底の希望を与える喜びの根のようなもの、それも神が創造して最高傑作として愛された人と言う生き物が、光り輝く、栄光に満ちた、永遠の住まいに導かれるというその希望に結びついているものなのであると・・・



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