とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

新NISAバブルがはじけた?

2024-08-02 18:10:36 | 社会
 政府が投資、投資と大騒ぎをして、なんとなくやらないと相対的に損をするんじゃないかと思わせて新NISAが始まった。そして多くの人が始めたのだと思う。そのため、今年になって、特に新年度になってから日本の株価は大きく上昇した。これはあきらかに新NISAのバブルだと思われる。新NISAを始めた人は、こんなに簡単に増えるのかと株の魅力に取りつかれてしまった。

 しかしここに来てそのバブルははじけてしまった。まあ、冷や水を浴びせかけられて投資を覚えると考えればそれはそれでいいことではあるが、自己責任だといいながら、新NISAをやたらと宣伝しまくっていた日本政府の態度はさすがにいただけなかった。政府に騙されたと思っている人も多いだろう。

 一番心配なのは、このように株価が乱高下し、経済が不安定であることである。不安定であるから将来のことが心配になる。だから消費にまわらないのだ。東京はまだいいかもしれない。しかし地方は死ぬまでなんとか生きるしかないのだ。そのためには消費を控える。経済は悪循環するばかりだ。

 だまされてはいけない。政治家も大企業もマスコミも電通も、みんな東京なのだ。こいつらが日本をだめにしている。
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スイミーと日本の教育

2024-07-26 18:18:53 | 社会
今日、日本の学校について話題になました。わたしは日本の学校は「みんなで助け合って、みんなでしあわせになろう」という言説によって成り立っていると発言しました。そこにいた人たちは笑っていたのですが、実際そうなのではないかと思っています。

小学2年の国語の教科書に「スイミー」という作品があります。わたしのころはなかったのですが、いまや誰もが知っている定番です。作者はレオ=レオニという絵本作家です。日本語訳は谷川俊太郎。

あらすじは次の通りです。

スイミーは小さな魚。まわりにいる魚はみんな赤い魚だったのに、スイミーだけは真っ黒だった。泳ぎも得意であり速かった。ある日大きなマグロがやってくる。まわりにいた赤い魚はみんなマグロに食べられてしまったが、泳ぎが得意だったスイミーだけがなんとか助かる。

 ひとりになったスイミーはさまざまな海の生き物たちに出会いながら放浪するうちに、岩の陰に隠れてマグロに怯えながら暮らす赤い魚たちを見つける。スイミーは一緒に泳ごうと誘うのだが、マグロが怖いからと小魚たちは出てこない。

そこでスイミーは、マグロに食べられることなく自由に海を泳げるように、みんなで集まって大きな魚のふりをして泳ぐことを提案する。そしてスイミーは自分だけが黒い魚なので、自分が目になることを決意するのだった。かくして小魚たちはマグロを追い払い、岩陰に隠れることなく海をすいすい泳げるようになったのであった。

この教材を小学校では協力することの大切さと教えているというのが定番の教え方のようです。しかし実際どうなのでしょう。小学校の先生はみんなそう教えているのでしょうか。

この絵本を素直に読めば、孤独になったスイミーが海の中でたくさんの個性的な生き物と出合う中で、自分の個性を大切にしようと思う話のように思えます。しかし個性よりも協力の方が学校文化に合っているのです。だからそう解釈されます。

これは日本の伝統的にそういう道徳を土台にしていたのではないでしょうか。戦前日本が戦争に突入していったのも、その言説によっています。「みんな」を日本人、そしてアジア人へと広げて行っただけなのです。「みんな」はみんなのことを指す。それを教えないのが日本の教育なのかもしれません。

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ネット社会の恐怖

2024-07-20 07:37:53 | 社会
 体操女子でパリ五輪代表の宮田笙子飲酒と喫煙のために代表を辞退したという。なんだか無性に腹が立ってきた。確かに飲酒喫煙は法律違反である。とは言え、少なくとも私たちの時代に高校を卒業したら煙草を吸ったり、酒を飲むのは当たり前のことだった。今は大分厳しくなっているのだろうが、かと言って、未成年者が飲酒喫煙をしたからと言って起訴されるようなことはあるまい。学校でそれが見つかっても一週間の停学というレベルの法律違反である。反省を促し、それができたらもう一度頑張れという程度のものだ。それで代表辞退というのはどういうことなのか。

 とは言え、最近の世間の目は厳しくなる一方であり、体操協会の判断を批判するのも体操協会がかわいそうだ。

 一番腹が立つのは、こういう問題についてネットで大騒ぎし、当事者を追いつめるだけ追いつめて、精神的にボロボロにしてしまうということだ。実際に宮田さんという人がどういう人なのかはわからないが、こんな騒がれ方をしたら、一生この心の傷は重くのしかかるだろう。ネットの発言者にそこまでの権利があるというのか。あるはずがない

 ネット社会は常識を逸脱していく。おそろしくてしょうがないし、腹が立ってしょうがない。
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結局東京都知事選ってなんだったのか?

2024-07-13 08:03:07 | 社会
 東京都に住んでいない人間にとって都知事選なんかどうでもいいことであった。それなのに日本中が大騒ぎをして、NHKも大河ドラマを休止して迄開票速報をする。筋が通らないことを平気でするようになってしまった。結局日本は東京のためにあることをだれもが容認し始めている事態があきらかになったのである。

 国会議員もほとんどが東京都民、マスコミも東京都民。電通も東京都民。経済人も東京都民。みんなで東京だけが住みよい場所にして、どんどん相対的に地方を貧しくしていっているのであり、同時にそのことを隠蔽しているのだ。

 今回の都知事選、結局は茶番劇だった。小池百合子も蓮舫もどっちも大嫌いだ。ほかにいないのかと探していたら、よくわかんないけどちょっとよさそうな元市長がいる。政治経験もあるし、まあ小池や蓮舫に投票するよりいいだろうと投票してみたら、すぐに化けの皮がはがれてしまったという結果であろう。

 東京都民は「東京劇場」で暇つぶしをして楽しんでいたのだろう。いいご身分だ。

 東京を解体することがこの国を救うことになるのではないかと思えてきた。
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いい加減にしなさい、東京都知事選

2024-06-23 17:47:02 | 社会
東京都知事選が始まった。そもそも東京の選挙であり、地方に住んでいる人間にとってはどうでもいい選挙だ。それなのにマスコミは大騒ぎだ。いい加減にしてほしい。

マスコミはマスコミでさまざまな理屈をつける。東京の特別観を前面に押し出し、東京の都知事選を大きく取り上げる。しかし東京が特別ならば、都知事に権力を与えすぎてはいけないはずだ。

日本は東京だけが特別なのだ、日本の人口の約8、5%が東京都民だ。こんないびつな国ありえないだろう。東京だけが税収入が莫大であり、なんでもできてしまう。都知事が偉そうに「東京が国をリードする」と言うが、東京のやり方を地方の自治体がやれば予算が足りなくなる。国がその予算をつければ国家財政が破綻する。小池都知事は自分勝手にいろいろやることで偉そうに言っているが、何をやってもうまく行くのである。石原慎太郎や猪瀬直樹や舛添要一でさえつとまった役職である。小池百合子だってつとまるに決まっている。自分勝手であろうがなんとかなるのだ。

問題の本質は東京の一極集中なのであり、国が東京都戦う必要があるのだ。しかし国会議員はほぼすべてが東京都民であり、東京の感覚でしかものを考えられない。

マスコミもほぼ東京に一極集中である。

東京だけがお祭り騒ぎである。いい加減にしてほしい。
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