オリンピックが始まった。オリンピックはいろいろと問題があるが、始まってしまえばやっぱりおもしろい。
開会式はいただけなかった。いろいろ工夫があるのはいいとして、これが開会式として認められるならば何をやったっていいじゃないかという気分になった。開会宣言の時、ほとんどの選手は会場にいなかったことになる。こんな開会式、開会式ではあるまい。しかも長い。雨の中、あんなに長々とやっていることにいら立ちを覚えた。聖火を舟で運び、その時間が長いので、どうでもいいダンスを永遠としている(多分有名なダンサーなんだろうが、長すぎて飽きて来る)など、センスのなさも目立った。まあ、これがオリンピックの正体なんだなと改めて気付いた開会式だった。
とは言え、やっぱりひとつひとつの試合はおもしろいものが多い。もちろんほとんど日本人選手を応援しているのだが、勝っても負けてもそこに感情移入してしまう。これがスポーツの良さである。
そして日頃目立たないスポーツもオリンピックでは大きく取り上げてくれる。そういう競技の人はオリンピックにかける思いは強いだろう。忙しい日が続き、以前ほど見る時間は多くないが、スポーツの良さを楽しみたい。