とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

今年はサンマが食べられる!

2024-09-25 12:49:08 | グルメ
 秋と言えばサンマだ。とは言えここ数年不漁が続き、小さくてしかも値段が高く、食べる気にはならなかった。ところが今年は違う。値段が安いのだ。若干小さいのではあるが、それでもここ数年とはだいぶ違う。今年はすでに3回食べた。

 サンマと言えば、あの内臓の黒い部分がいい。小さいころはあの黒い部分の苦さがいやでたまらなかったのであるが、大人になるにしたがってそこがよくなる。あの苦さこそがサンマなのだ。あの内臓を取って売ってゐたり、頭を切って売っていたりするのは邪道である。

 大根おろしとサンマのセットはやはり秋の味覚の代表である。あの味が食べられるのは喜ばしい。

 近年、サンマだけでなく、スルメイカも不良だそうである。山形県民はスルメイカの足、つまりゲソの天ぷらをよく食べる。山形で天ぷらそばはゲソ天そばである場合が多い。そのゲソ天そばも値上がりが激しく食べる機会が減ってしまった。

 魚介類の不良の原因は温暖化のせいなのだろうか? それとも他国の乱獲のせいなのだろうか? いずれにしても食生活を変えるほどの不良は困る。多少高くなるのはしょうがないが、当たり前に食べられるくらいではあってほしい。
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山形のだし

2017-07-11 14:26:59 | グルメ
 山形の夏のグルメシリーズになってしまいますが、お題が納豆ということで、関連して山形の名物「だし」を紹介します。
 
 山形に「だし」とよばれる料理(?)があります。キュウリやナス、シソなどを細かく刻んだものを混ぜ、最後にめんつゆを合わせるだけのものです。こんなもののどこがいいのかと思う方がいるかもしれません。実際私もそう思っていました。最初はなにがいいのかわかりませんでした。しかし、しばらく食べていると、これがはまってしまうのです。

 特に夏の日にはとてもいい。ごはんにかけるとさらさらと食べられるので夏のご飯のおともには最適です。

 この「だし」は納豆にもよく合います。今回のお題は納豆ですが、夏に納豆はあまり合わない気がするのですが、「だし」を加えるとやはりあっさりとしてくるので、とてもいいと思います。

 「だし」のレシピはインターネットで見ることができます。ぜひおためしください。最初はできるだけ細かく刻み、味は薄味にしたほうがいいのではないかと思います。
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谷地の肉蕎麦とB-1グランプリ

2017-07-10 07:53:03 | グルメ
 山形県の河北町谷地のそば屋には肉蕎麦というメニューがあります。コリコリとした鶏肉をトッピングにしたどんぶりに入った蕎麦です。蕎麦は太くて硬めの田舎蕎麦の場合が多い。特にスープを冷たくした「冷たい肉蕎麦」がおいしい。「冷たい肉蕎麦」は1年中食べることができますが、やはり冷たいので夏が一番おいしく感じられます。この蕎麦を最初に食べたとき、すべての常識を覆されたような衝撃を受けるほどの感動を得ました。食べなれた今でもおいしいと思う気持ちはかわりません。このおいしさが伝わり、今では河北町谷地だけでなく、山形市周辺でも食べることができます。各店で少しずつ味が違っています。

 「冷たい肉蕎麦」は「B-1グランプリ」にも出品しています。私は「冷たい肉蕎麦」こそB級グルメのチャンピオンだと思うのですが、「B-1グランプリ」は秋から冬にかけての寒い時期に行われるので、「冷たい」のが嫌われてしまいなかなか評価されません。夏に開催すれば衛生上の問題が生じるのかもしれませんが、ぜひ「冷たい肉蕎麦」が正当に評価される機会を作ってほしいと思います。

 とにかくこのおいしさを全国の人にしってもらうことが先決ですので、ぜひ夏休みは山形県にお越しください。
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うどんブーム?

2017-02-18 19:02:30 | グルメ
 きょう、『ピートのふしぎなガレージ』を聴いていたらうどんの特集だった。「うどん」ブームなのか、最近「うどん」を取り上げた番組をよく目にする。讃岐うどんだけでなく、伊勢うどん、博多うどん、稲庭うどんなど、個性的なうどんがあり、やっぱりご当地うどんを食べてみたくなる。ほかにも吉田うどん、きしめん、味噌煮込みうどん、本場で死ぬ前に食べてみたい。

 ひとつ思い出したことがあった。渋谷に「小麦房」という讃岐うどん屋があった。とてもおいしくて渋谷に行ったときはいつも昼食はそこだった。ところがすぐ近くに「丸亀製麺」ができて間もなく閉店してしまった。絶対に「小麦房」のほうがおいしかったのにな。残念でならない。

 そういえばカレーうどん専門店も最近見かけた。「うどん」の時代だ。

 

 
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ラーメンのスープと汁

2016-10-22 16:42:55 | グルメ
 東北人にとってのラーメンと東京で食べるラーメンは基本的に発想が違うという話。

 東京のラーメンの話が雑誌などで紹介される機会が多く食べてみたくなる。実際に食べてみると、確かにおいしいのかもしれないが何かピンとこない。そのピンとこないのが何なのかと考えてみるとスープの質が違うのだ。

 東北人にとってスープはスープというよりも「汁」である。味噌汁がわりに飲むものという発想がある。だからあまりドロドロしていない。しかし東京のラーメンは濃厚なスープという印象が強い。だから一口一口味わうものだ。理屈では理解できるおだが、自分の求めているものとは違うのだ。

 私たちの舌の記憶というのは意外にはっきりと残っているようである。日常的に食べているものならばなおさら微妙な違いでもはっきり分かる。「たかがラーメン」でありながら、ラーメンには明確な舌の記憶が残り、他との違いがはっきりする。そこには自己証明的な要素まで生まれてくる。日本人が執着してしまうのはそういうことなのだろう。

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