今日は大谷の活躍でスカッとしていたのだが、そんな時に貴景勝が引退するというニュースを目にした。
最近の相撲を見ていて一番感じるのは、むかしと違って真剣勝負となり、関取もケガが絶えなくなったということだ。パワーがものをいうようになり、体もみんな大きくなった。そのためにぶつかりあってケガをするし、土俵からの落ち方や、転び方によっては、自分の体重を支えきれなくなってケガをするようになる。、ケガのない力士なんていないだろう。どこか故障している。
公傷制度というのがあったはずだが、もうそれでは体がもどらなくなっている。今のままでは、相撲が成立しなくなるのではないかと心配してしまう。
なんらかの制度改正、もしくはルール改正が必要なのではないだろうか。公傷も一場所だけでなく、医師の判断によって期間を決めるとか、場所中も休養日を設けるとか、いろいろな科学的、医学的な見地から改革していく必要があるのではないかと思われる。
伝統も大切だが、伝統を超えるような激しいスポーツになってきたからこそ、変革も大切だ。何事も不易流行である。