とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

貴景勝引退について思う事

2024-09-20 18:35:04 | スポーツ
今日は大谷の活躍でスカッとしていたのだが、そんな時に貴景勝が引退するというニュースを目にした。

最近の相撲を見ていて一番感じるのは、むかしと違って真剣勝負となり、関取もケガが絶えなくなったということだ。パワーがものをいうようになり、体もみんな大きくなった。そのためにぶつかりあってケガをするし、土俵からの落ち方や、転び方によっては、自分の体重を支えきれなくなってケガをするようになる。、ケガのない力士なんていないだろう。どこか故障している。

公傷制度というのがあったはずだが、もうそれでは体がもどらなくなっている。今のままでは、相撲が成立しなくなるのではないかと心配してしまう。

なんらかの制度改正、もしくはルール改正が必要なのではないだろうか。公傷も一場所だけでなく、医師の判断によって期間を決めるとか、場所中も休養日を設けるとか、いろいろな科学的、医学的な見地から改革していく必要があるのではないかと思われる。

伝統も大切だが、伝統を超えるような激しいスポーツになってきたからこそ、変革も大切だ。何事も不易流行である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森秋彩さんに興味津々

2024-08-13 08:49:43 | スポーツ
 オリンピックは熱心にではないけれど、テレビでずっと流れていたのでかなり見た。その中で、とても興味のある人物を発見した。スポーツクライミングの森秋彩さんである。

 森さんは出場選手の中で明らかに身長も小さいし、体重も軽い。言い方は失礼かもしれないが子ども体型なのである。とは言え年齢は20なので、ずるいわけもなんでもない。体が小さいと言うことが彼女の個性なのである。その体の軽さを利用して競技で成績を残してきたと言って良い。

 とは言え、彼女が努力しなかったわけではない。彼女は彼女なりのハンディもあった。今回のオリンピックの決勝では、身長が低すぎてスタートのホールドに届かなかった。これはさすがにかわいそうだ。しかも森さんの戦略はほかの選手の戦略と全く違うものになるために、毎回、方策を発明していかなければならないのである。もちろんたの選手の方策を真似ることはできないのではあるが、経験上全く違う方策を取らざるを得ない森さんは大きなハンディを背負っていると言ってもいいのではないだろうか。

 森さんのすごいところは、そういうものを全て受け入れて、自分のできることをやればいいと考えているところである。想像の範囲を超えたクライミングにチャレンジする、その姿はかっこいい。勝ち負けよりも自分の挑戦に価値を見出しているところがいい。

 新時代のヒーローである。尊敬してしまう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オリンピック始まる

2024-07-29 17:44:48 | スポーツ
 オリンピックが始まった。オリンピックはいろいろと問題があるが、始まってしまえばやっぱりおもしろい。

 開会式はいただけなかった。いろいろ工夫があるのはいいとして、これが開会式として認められるならば何をやったっていいじゃないかという気分になった。開会宣言の時、ほとんどの選手は会場にいなかったことになる。こんな開会式、開会式ではあるまい。しかも長い。雨の中、あんなに長々とやっていることにいら立ちを覚えた。聖火を舟で運び、その時間が長いので、どうでもいいダンスを永遠としている(多分有名なダンサーなんだろうが、長すぎて飽きて来る)など、センスのなさも目立った。まあ、これがオリンピックの正体なんだなと改めて気付いた開会式だった。

 とは言え、やっぱりひとつひとつの試合はおもしろいものが多い。もちろんほとんど日本人選手を応援しているのだが、勝っても負けてもそこに感情移入してしまう。これがスポーツの良さである。

 そして日頃目立たないスポーツもオリンピックでは大きく取り上げてくれる。そういう競技の人はオリンピックにかける思いは強いだろう。忙しい日が続き、以前ほど見る時間は多くないが、スポーツの良さを楽しみたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オリンピックはもういらないのでは?

2023-11-25 15:12:35 | スポーツ
石川県の馳浩知事が東京五輪の招致活動に内閣官房機密費を使ったと発言した。すぐに撤回したのだが、だれも信じてはいまい。

馳氏は自分の自慢をしたかっただけであり、それが大ごとになってしまったから撤回したのだ。機密費の問題だから撤回すればそれ以上は追求の仕様がないので、逃げ切ることはできる。しかし誰もが馳氏の発言は事実だったと思っているという、現在の日本の社会を象徴するような出来事になってしまった。これでは選挙に若い人がいかないのは当然だ。

東京オリンピックはコロナ禍で行われた。客席はガラガラで、それでも成立したのだ。こうなったらもうオリンピックなんて世界分散開催でも可能であろう。例えば水泳は日本で、陸上競技はアメリカで、サッカーはアフリカで、ヨーロッパではバスケットを同時期に行えばいい。現在のような経費の問題もクリアできるし、過度の誘致合戦も起きないだろう。世界中の人が同じように楽しむことができる。

オリンピックは今や異常の上に成り立っているイベントである。この異常性はスポーツの良さから生まれたものであるが、そろそろこの異常性に気が付かなければいけない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大谷翔平の目指すもの

2023-11-21 16:56:18 | スポーツ
大谷翔平選手の移籍先(エンゼルス残留の可能性もあるが)がやっぱり気になる。私が勝手に大谷選手の気持ちを推測してみる。

大谷選手にとって大切なのは
 ①二刀流を続ける環境を用意してもらえること
 ②優勝できる環境であること
 ③WBCやロスアンジェルスオリンピックに出ることが可能であること
の3つではないだろうか。

二刀流を続けることが大谷選手の一番の条件であることは間違いない。ただ単に打者であるだけでは、彼のモチベーションは続かない。誰も成し遂げなかったことをしたいというのが彼の根本にある。この条件だけならばエンゼルス残留が一番いい。

しかし、②の優勝できる環境かといわれるとエンゼルスは厳しい。大谷選手はプレーオフにも出たことがないのだ。さすがにこれではチームの球団経営の在り方に問題があると感じられてしまう。やはり大谷選手は少年のような夢を大切にしている。自分の力で優勝したいと言う目標を達成したいはずなのだ。

そして③。今年のWBCのような活躍をもう一度やってみたいというのが、大谷選手の大きな夢であろう。WBCはもちろんだが、2028年のオリンピックで野球が正式種目になったことによって、そこでの活躍したいという気持ちが大谷選手を駆り立てているのではなかろうか。

長期契約を求めないという情報もそこから来たのではないかと考える。もし大リーグがオリンピックの出場を認めなければ、その年、大谷選手は日本に戻って来ることも可能になるように、長期の契約をしたくないのだ。そんな気がしてしょうがない。

大谷選手がいまだに通訳をつけているのも、自分は日本人であり、日本語を英語より下に見たくないという意志の表れのような気がする。大谷は日本人としてアメリカで、そして世界でトップになりたいのだ。

大谷選手は漫画の主人公のような生き方を実践したい、純粋な日本の青年のように私には感じられる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする