とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

『真田丸』がますますおもしろい

2016-10-31 20:04:56 | TV
 昨日の『真田丸』、タイトルは「軍議」。実によかった。日本の回る会議をよく表現していた。初めから結果は決まっていてその方向にまとめるのが会議であり、その方向にいかなかった時、どうなるのか。日本のダメな組織そのものである。

 会社ならば倒産するだけだ。しかしこんなダメな組織でも公務員ならば倒産しない。日本の公務員組織で本当に機能しているのはどれくらいのものなのであろうか。少なくとも私の所属している組織はまったく機能していない。そんな組織の中でどう生きていくべきなのか。実に悩ましい。

 もちろんそこで腹を立ててぶち壊してしまえば、すべてが終わってしまう。そんな中でみんなどうやって自分を保っていけるのだろうか。やっぱり俺は組織の中で生きるなんて無理だったのかと自分を責めるばかりだ。情けない。

 共感し、同情し、いよいよ『真田丸』はクライマックスに向かう。いいドラマだ。
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錦織圭決勝進出

2016-10-30 07:48:20 | スポーツ
 男子テニスのスイス・インドアのシングルス準決勝で、錦織圭が世界ランク37位のG・ミュラーに勝利して決勝進出を果たしました。おめでとう。TVで見てました。

 世界ランクからみて楽勝の試合になるだろうと思っていたのですが、大接戦となってハラハラする場面がたくさんありました。特に2セット目に相手のマッチポイントの状態に追い詰められたのですが、その場面でミュラーにネットに詰められるという絶体絶命の状況となりました。その時錦織はロブショットで返し、決めてくれました。この冷静さと技術はすごかった。

 世界ランキングがこれだけ離れていても力は紙一重。いつもぎりぎりの試合をしているんだなと改めて感じさせる試合でした。

 さあ、決勝です。優勝期待してます。
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「ら抜き言葉」と可能動詞1

2016-10-29 13:57:24 | 国語

「ら抜き言葉とは」

 「ら抜き言葉」は本来間違いとなっているが、最近間違いと気づかず使用している人が増えていて、「ら抜き」言葉を間違いとしないほうがいいのではないかという議論が出てきています。今回は「ら抜き言葉」の整理をします。

 現代日本語には「れる」と「られる」という助動詞があります。古典文法をしっかり習った方ならばわかると思いますが、この「れる」と「られる」は古典文法では「る」と「らる」です。この助動詞の意味は古典でも現代語でも同じで、
受身、可能、自発、尊敬
です。「ら抜き」言葉というのは、助動詞「られる」が可能の意味で使用された場合に「ら」の部分が欠落したものです。

「れる」と「られる」の使い分けは次の通りです。

  五段活用の動詞未然形に、「れる」が接続します。
  上一段活用、下一段活用、カ行変格活用の動詞…未然形に、「られる」が接続します。

 ただし五段動詞に「れる」が接続した場合は、可能の意味でつかわれることはあまりないようようです。

  例 読む+れる = 読まれる

 この例では、尊敬や受け身の意味では使われますが、可能の意味では使われません。可能の意味で使用されるときは「読める」という下一段活用の可能動詞に変化します。
他の例をいくつかあげます。

  書ける、飛べる、遊べる、飲める、走れる

などです。

 さて話を「ら抜き」言葉にもどします。上一段、下一段、カ変の動詞に可能の意味で「られる」がついたとき、例えばつぎのようになります。

  食べられる。
  来られる。
  考えられる。
  見られる。
  出られる。

  文法的に正しいのは上記です。しかし最近、「ら」を脱落させて、「れる」だけつけるような「誤用」が多くみられるようになりました。

  食べれる。
  来れる。
  考えれる。
  見れる。
  出れる。

これが「ら抜き」言葉です。
 
 整理しますと、
  上一段活用の動詞
  下一段活用の動詞
  カ行変格活用の動詞
 には本来、受身、尊敬、可能、自発の助動詞「られる」が接続されるが、可能の意味にかぎり、「れる」が接続される現象。
 ということになります。

 続きます。

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アメリカが日本に原爆を落としたのは正解だったか

2016-10-28 08:19:37 | 国語
 ある大学の入試小論文(推薦)で出題された問題である。小論文指導用として解答例を書く。

 アメリカが日本に原爆を落としたことは、わたしは正解だとは思わない。なぜなら、まず第一に戦争自体が否定されるべきものであるからである。そして第二に無差別大量殺戮は重大な犯罪であり、戦争状態だからといって許されるものではないからだ。

 そもそも戦争という異常事態は人間の犯している重大な罪である。人を殺しても犯罪者にならない。逆にたくさんの人を殺したほうがヒーローとなってしまうような状況はあってはならないのだ。根本的に戦争状態を認めること自体がおかしな話である。太平洋戦争では多くの日本人の若者が特攻隊として自分の命を失った。彼らは敵に体当たりすることにより、自分の命と引き換えに敵の命を奪おうとしたのである。もちろん太平洋戦争は日本が仕掛けた戦争であり、アメリカが悪いわけではない。だからと言って戦争を肯定してはいけない。戦争は人間を異常にする。まずは戦争を否定することを前提としなければならない。

 百歩譲って、戦争という状況の中では人を殺すのもやむを得ないということを認めたとしよう。しかしそのような戦争状態の中でも、無差別に罪のない一般の市民を殺害することは、国際法上禁止されていることである。それ以前の問題として人間として許されるはずがない。明らかにアメリカの広島と長崎に原爆を落とした行為は戦争犯罪であり、許されるものではない。

 確かに原爆を落とすことによって戦争を早く終わらせたというアメリカの主張も一理ある。しかしあの戦争ではもはや日本の負けは明らかであり、原爆を落とさなくとも外交的な努力で戦争を終わらせることはできたはずだ。

 私は今からアメリカに謝ってもらおうとは思わない。しかし、原爆投下による悲劇を絶対に忘れてはいけない。無差別大量殺戮という過ちを二度とおかさないようにしなければならない。



 あくまで解答例。
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チケット転売

2016-10-27 17:41:05 | 社会
 チケットの転売について問題になっている。行けなくなってしまったチケットを売ることができるというのはありがたい制度である。私自身何度かチケット転売サイトに助けてもらった。チケットが高くなってきているので、こういう救済制度があったほうがいい。

 しかし明らかに転売目的の購入者がいるのは大変な問題だ。先日、あるチケットの追加席の販売があった。追加席なので若干の販売である。それはすぐに売り切れて私は購入できなかった。ところがあるチケット転売サイトを見たらそれがすぐに売りに出されていたのである。倍くらいの金額で。

 やっぱりこのような制度はよくない。チケット転売による利益だけで食っている人もいるのではないかと思われる。

 チケットぴあがリセールという制度を取り入れている。このようなやり方が正常であり、倍の値段で売り出すようなチケット転売サイトはそれだけで取り締まってもいいのではないかと考える。
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