とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

芸能界はムラ社会

2016-01-31 16:00:36 | 社会
 SMAPやベッキーのことを立て続けに書いてさらに考えたことがある。ついでだから書いておきたい。最近の芸能界はムラ社会の見本のような形になっているということである。

 芸能界のゴシップなんて本当はどうでもいい話だ。でもまあ、興味本位におもしろいものだから、みんなが興味をもってしまう。だからワイドショーをついつい見てしまう。
 
 ただ、ちょっと前まではワイドショーで取り上げられるだけだったのだが、最近は日曜の昼の番組で取り上げられ、そこで和田アキ子や松本人志がコメントをいい、それがインターネットで取り上げられる。そのコメントもムラ社会での生き方みたいなもので、正しいのかどうかも疑問に思う。疑問に思いつつも『ご意見番』としての意見は尊重され、まあ表面上は従っていたほうが面倒に巻き込まれないだろう、と、なんとなくそれが全体の意見になる。

 芸能界は、華やかで実力本位の世界のように見えながら、「ムラ社会」的な日本社会の縮図のようになっているのである。もはや芸能界は「芸能界」というムラの中に閉じ込められその「ムラ」を日本人は自分の生きている場所を見るかのようにのぞき込む場所となっている。そこには「夢」なんてものはない。

 そう考えれば紅白歌合戦の視聴率が落ちてきている理由も納得できる。紅白を見るということは芸能界のムラ社会の一員になることだからだ。バカバカしくてやってられないから、少しずつ離れていく。もちろんそれ以外の理由のほうが説得力あるけどね。

 芸能界は、若い人が次第に離れていき細々と生き伸びていくしかない世界になりつつある。それはとても寂しいことだと思う。
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小保方さん、ベッキーさん、がんばれ

2016-01-30 04:10:42 | 社会
 ベッキーさんが不倫騒動で集団バッシングにあっている。そんな中、小保方さんの手記が出版された。やはり小保方さんに対しても未だに批判的な意見がほとんどだ。しかし小保方さんも、ベッキーさんもそれほどひどいことをしたとは思えない。なぜここまで言われなければいけないのか私には理解できない。

 小保方さんについては、科学者として未熟だっただけであり、その未熟さは共同研究者である名のある先生たちが気づいていたはずである。少なくとも最初のSTAP細胞発見の華々しい記者会見の前に検証する責任は、一緒に記者会見に臨んでいた先生たちも同じようにあるはずである。それなのに小保方さんひとりを犠牲にしている状況は、とてもじゃないけど理解できない。

 ベッキーさんだって単なる不倫であり、当事者同士の問題である。周りの人たちがここまで大げさに騒ぎ立てるような問題ではない。それなのにベッキーさんは殺人事件でも犯したような悪人扱いである。

 これはあきらかに「いじめ」だ。

 一度ターゲットができれば、つぎのターゲットができるまでは周りのみんなが攻撃し続ける。それに参加しない者は次のターゲットになるから誰も味方にならない。情けない世の中だ。

 しょうがないから、私が味方する。小保方さん、ベッキーさん、こんなどうでもいいことで騒いでいる奴のほうがよっぽどあなたがたよりも下等な人間だ。そいつらは空気を読むことばかりが得意であり、空気を読んでいることを自分でも気づかず自分の意見だと思っているばかな連中ばかりだ。

 誰だって何度も失敗し、それに苦しみつらい思いをしながらも、そこから多くのことを学び、もう一度立ち上がる。あなたがたもそれでいい。生きているのがつらくなるほどの失敗ではない。そこまで追い詰められるほど悪いことをしているわけではない。

 そんなに苦しまないでいい。がんばってください。

 もちろん、見ず知らずのわたしのような人に味方されてもなんの意味もないだろう。しかし、本当はわたしのように思っている人のほうが多いはずだ。
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国民的アイドル

2016-01-20 10:25:28 | 社会
 SMAPの解散報道があり、騒動について謝罪をする生放送があった。どうも違和感を感じる。

 そもそも解散も事務所とのトラブルも一般の人たちにとってみればどうでもいいことである。一般の人たちにとっては芸能活動というのはその人の表現するものに興味があるのであって、それ以外はさほど興味がない。特に興味がない人の解散騒動に大騒ぎする必要はない。その解散騒動の謝罪会見を公の電波を使ってやることが、本来的なありかたとは思えないのである。筋が通らない。

 確かにSMAPは「国民的アイドル」という存在なので、多くの人にとって関心事になっていたことは事実であろう。それは認めるが、この対応は行き過ぎである。いったい何様という感覚である。

 とは言え、この謝罪会見は概ね好意的にとらえられている。前向きな彼らの姿勢に対してこのような後ろ向きなことを言うと、非難されそうな雰囲気だ。それもまた変な話。

 「国民的アイドル」という言葉が何を意味しているのか。あいまいな言葉にあいまいな解釈を加えて、とりあえずはごまかす。これが世の中なのか。もっと考える必要がある。
 
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ひきこもり国家

2016-01-14 08:24:16 | 社会
 ヨーロッパの国で移民によるテロや差別が問題になっています。アメリカでは黒人差別がいまだに差別がのこっています。アメリカ大統領選挙の報道を見ると、もしかしたら以前よりも差別が大きくなっているのではないかと感じられくらいです。それぞれの理由は別の問題として、欧米諸国は今深刻な人種的な困難に直面しています。

 それに対し日本はそういう問題がほとんどありません。せいぜい中国人旅行者のマナーが悪いということぐらいです。もちろん、これは30年くらい前に欧米の国の人に日本人がいわれていたことと同じなので、日本人が偉そうにいうようなことではありません。

 日本ではなぜ差別の問題が生じないのでしょうか。もちろん答えは簡単です。外国からの移民がないからです。日本に移民が少ないのは地理的な要因が一番大きいと思います。

 原因はともかくとして、グローバル化といいながら、実際には日本人はグローバルな状況とはかけ離れているのは事実です。欧米の諸国やその他の国々はグローバル化の問題につねに直面して、それと向き合ってきた歴史があります。それに対して日本はそういう歴史に乏しい。

 日本人が差別反対と言ってもそれは机上の空論でしかありません。現実にとなりに移民が住み、異文化を持ち込んできたような状況でも、差別できないでいられるでしょうか。むずかしいのは明らかです。

 日本は「ひきこもり」状態にあることをしっかりと肝に銘じなければいけません。それを前提として想像力を働かせながら、現実を見据える必要があります。
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ふるさと納税

2016-01-11 10:53:21 | 社会
 ふるさと納税ってなんなのでしょう。制度がよく理解できないので、簡単に調べてみました。

 A市に住んでいるX氏が、B市の返礼品が高額でいいものであったので、B市にふるさと納税をする。X氏は返礼品をもらえるので得をします。A市はもともと入るはずではなかった税金が入ってきます。だから返礼品を金額を差し引いた額の税金分の収入が増えるわけなので得をします。返礼品の生産業者はもちろん儲かります。だったら損をしているのは誰か。A市ですね。以前なら入るはずだった税収が、ふるさと納税されてしまった分減っているわけですから当然減ることになります。

 この制度、本当にいいものなのでしょうか。

 地方の活性化にはなるのかもしれませんが、制度としての合理性に欠くように感じられるのです。

 経済や法律にあまり詳しくないのでまだはっきりしたことは言えませんが、目先の利益で国民を躍らせて、本質を目くらまししている制度のひとつのように感じてしますのです。

 今後考えていきたいことのひとつです。
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