映画『アメリカン・ユートピア』を見ました。デヴィッドバーンのブロードウェイで行われた音楽ショーのライブ映像映画です。音楽、パフォーマンス、そして歌詞が直接体に訴えてくる見事な作品でした。
監督 スパイクリー
出演 デヴィッドバーン
デヴィッド・バーンが様々なルーツを持つ11人のミュージシャンやダンサーとともに舞台の上を縦横無尽に動き回ります。音楽の力、そして言葉の力が直接観客に届きます。言葉が直接届かない私にも十分伝わってきます。
現代の人間社会を批判的に見つめ、人間の立ち位置を見つめなおすきっかけとなるステージです。クライマックスでは、ブラック・ライブズ・マターを訴えるジャネール・モネイのプロテストソング「Hell You Talmbout」が歌われます。圧巻です。
デヴィッド・バーンは私よりも10歳年上です。私もこれからが本当の闘いだと思うことができます。
このようなショーが日本語であったらなあと思ってしまいます。日本のショー文化が、もっと成熟していくことを願います。