悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

マツノインセクト初訪問

2012年08月13日 23時14分36秒 | オオクワガタ関連の話題

 

 国産オオクワガタ・久留米産大型血統

じわじわときているような・・・

 

お盆最中の8月12日、予てから念願だった聖地

「マツノインセクト」へ行って来ました。

 

本来首都圏久留米党メンバーが集結して訪問の予定

でしたが、皆さんとうまく都合がつかず

今回は若きブリーダーポチさん2人とのロングドライブ

 

ここ東京豊島区からマツノインセクトまでは往復で630km

多少渋滞もあって、往路は6時間、復路は5時間といった行程。

 

目的は「久留米産来期の種親補強」なわけですが

ブログを拝見すると、先々週はB団の団長さん、ともさんが、

そして先週はGULLさん、エバクワさんをはじめとした、

実に11名の剛腕ブリーダーさん達が集結されたようなので、

よもやマツノインセクトさんには草木生えぬ状態ではと・・・

それでも一度は「松野さんと直接お話しがしたい」

と思っていたので・・・

来てしまいました

 

 

空いている時間が良いなと、オープン早々の10時到着を目指し、

午前4時前に出発

途中渋滞もありましたがなんとか無事に到着。 

噂通り迷路のような通路を通り、2Fの商談コーナーへ

 

 

そこで我々を出迎えてくれたのは、

今年羽化したいかにもマツノ血統らしい太く大きい

久留米産♂85mmと掘り出して間もない、

今年最大個体の86mm成虫でした

特に86mmは大顎の長いストレート形状の個体

 

松野さんにわがままをお願いして、その86mm個体を

自分の掌に載せてみましたが、いや~その迫力は

凄いのなんの  まさにそれは

 

オオクワガタ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我々がその86mmの同腹♀に目を輝かせ喰らいついたことは

いうまでもありません。

(流石に大型♂は購入出来ませんね

お陰さまで良い補強が出来ました

 

 来期種親となる♀を2人で入念に選び抜いた後、

その後も松野さんに色々とお話を伺いました。

マツノさんは基本アウトラインのみで1♂×1♀のブリードです。

久留米産地だけで昨年60ライン。 

今年は50ラインとのこと。 

 

このあたりも4件程昆虫ショップがあったそうですが、

今はマツノインセクトだけとのこと。

また外産ブーム当時には、ほうぼうから外産飼育へのお誘いも

あったようですが開業当初から、朽木を使用した自作菌糸ビン

オアシスによる国産飼育販売のみに拘り、他からは一切補強をせず

純粋マツノ血統を守り続けてきた松野さん。

 

そして松野さんを裏で支え続けてきた奥さんとの二人三脚。

そんな話を雄弁と語る松野さん。自信と誇りが漲っていました

 

我々の訪問している間にも、数本の電話に来客とえらく繁盛して

いることがこれまた凄い

ブレずに長くやり続けることの偉大さ  

う~ん勉強になります。

 

  

またマツノさん訪問時に、採集中のメルリンさんから

電話がありまして

今年羽化の状況を少しだけお話させて頂きまして・・・

私から

「ところでメルリンさん、浜松で美味しい鰻屋を教えてください

と尋ね、安くて天然鰻が食べられるお店を紹介して貰いました。

 

最後は皆さん同様

「大きいの出してまた報告に伺います

 

 

 

 

マツノインセクトさん訪問の興奮冷めやらぬ中、次の目的地の鰻屋へ。

 

 養殖と天然の価格差がたったの500円

画像で説明は必要ありませんね。 

天然の弾力ある鰻を大変美味しく頂きました。 メルリンさんありがとうございます。

 

帰り際、お店の方に「その袋の中身はなんですか?」と尋ねられ。

「ハイ、クワガタですと即答したポチさん」 確かに気になりますよね。

 

 

 

 

 

当初の予定では、3年目となる来期、自己ブリのみと

考えていましたが

やはりこの手でもっと大型サイズを出してみたい

というワクワク感が抑えきれず

ロックにいかないと ですね

 

さて、この仔は我が家羽化個体のどの仔とブリードさせようか

まだまだ時間があるのでゆっくり妄想したいと思います。

 

ポチさん今回はお疲れ様でした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (41)
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