国産オオクワガタ・久留米産大型血統が
じわじわときているような・・・
お盆最中の8月12日、予てから念願だった聖地
「マツノインセクト」へ行って来ました。
本来首都圏久留米党メンバーが集結して訪問の予定
でしたが、皆さんとうまく都合がつかず
今回は若きブリーダーポチさん2人とのロングドライブ
ここ東京豊島区からマツノインセクトまでは往復で630km
多少渋滞もあって、往路は6時間、復路は5時間といった行程。
目的は「久留米産来期の種親補強」なわけですが
ブログを拝見すると、先々週はB団の団長さん、ともさんが、
そして先週はGULLさん、エバクワさんをはじめとした、
実に11名の剛腕ブリーダーさん達が集結されたようなので、
よもやマツノインセクトさんには草木生えぬ状態ではと・・・
それでも一度は「松野さんと直接お話しがしたい」
と思っていたので・・・
来てしまいました
空いている時間が良いなと、オープン早々の10時到着を目指し、
午前4時前に出発
途中渋滞もありましたがなんとか無事に到着。
噂通り迷路のような通路を通り、2Fの商談コーナーへ
そこで我々を出迎えてくれたのは、
今年羽化したいかにもマツノ血統らしい太く大きい
久留米産♂85mmと掘り出して間もない、
今年最大個体の86mm成虫でした
特に86mmは大顎の長いストレート形状の個体
松野さんにわがままをお願いして、その86mm個体を
自分の掌に載せてみましたが、いや~その迫力は
凄いのなんの まさにそれは
我々がその86mmの同腹♀に目を輝かせ喰らいついたことは
いうまでもありません。
(流石に大型♂は購入出来ませんね)
お陰さまで良い補強が出来ました
来期種親となる♀を2人で入念に選び抜いた後、
その後も松野さんに色々とお話を伺いました。
マツノさんは基本アウトラインのみで1♂×1♀のブリードです。
久留米産地だけで昨年60ライン。
今年は50ラインとのこと。
このあたりも4件程昆虫ショップがあったそうですが、
今はマツノインセクトだけとのこと。
また外産ブーム当時には、ほうぼうから外産飼育へのお誘いも
あったようですが開業当初から、朽木を使用した自作菌糸ビン
オアシスによる国産飼育販売のみに拘り、他からは一切補強をせず
純粋マツノ血統を守り続けてきた松野さん。
そして松野さんを裏で支え続けてきた奥さんとの二人三脚。
そんな話を雄弁と語る松野さん。自信と誇りが漲っていました
我々の訪問している間にも、数本の電話に来客とえらく繁盛して
いることがこれまた凄い
ブレずに長くやり続けることの偉大さ
う~ん勉強になります。
またマツノさん訪問時に、採集中のメルリンさんから
電話がありまして
今年羽化の状況を少しだけお話させて頂きまして・・・
私から
「ところでメルリンさん、浜松で美味しい鰻屋を教えてください」
と尋ね、安くて天然鰻が食べられるお店を紹介して貰いました。
最後は皆さん同様
「大きいの出してまた報告に伺います」と
マツノインセクトさん訪問の興奮冷めやらぬ中、次の目的地の鰻屋へ。
養殖と天然の価格差がたったの500円
画像で説明は必要ありませんね。
天然の弾力ある鰻を大変美味しく頂きました。 メルリンさんありがとうございます。
帰り際、お店の方に「その袋の中身はなんですか?」と尋ねられ。
「ハイ、クワガタですと即答したポチさん」 確かに気になりますよね。
当初の予定では、3年目となる来期、自己ブリのみと
考えていましたが
やはりこの手でもっと大型サイズを出してみたい
というワクワク感が抑えきれず
ロックにいかないと ですね
さて、この仔は我が家羽化個体のどの仔とブリードさせようか
まだまだ時間があるのでゆっくり妄想したいと思います。
ポチさん今回はお疲れ様でした