山のお仲間も加齢とともに膝が悪くなったり体力が無くなったりと
例会に出てこない人が増えつつあります。
アップダウンのない廃線跡ハイクを例会に取り入れました。
『コース』JR生瀬駅→福知山線廃線跡→JR武田尾駅
早い話ですが11月の例会の下見に出かけました。
廃線跡入り口辺りは十数年前に行ったときは工事中で
村の中を通って分かりにくかったですから
廃線跡入口捜しが目的です。
(10:58)
国道176号線は、右側には武庫川が、左側には山が迫り拡幅しようがないのか、
狭い車道をダンプカーやトレーラーなどが走り、
進行方向左側だけにしかない人同士がすれ違うのも大変な狭い歩道を進む。
国道にあるまじき狭さです。
(11:04)
中国自動車道の高架下を超えたところの反対車線側に
下に降りる道が出来ていました。
十数年前は此処が工事中だったのです。
(11:09)
舗装道路を下り切った所が福知山線廃線跡の入り口でした。
枕木がうっすらと見えます。
こんな責任逃れの警告板1枚でハイカーを追い返すことが出来ると、
JRは本当に信じているのだろうか。
トンネルの入り口を塞いでしまえば来なくなるのは分かるはずです。
JRにとってはたやすいことだが・・
警告板がこの橋梁の入り口の立ててあったのです。
「高座岩」と名が付いていました。
(11:20)
第1トンネル(318m)
このトンネルは枕木は土砂で埋められていて
路面と面一になっているので普通に歩くことが出来る。
但し曲線トンネルで長さは300m以上あり真っ暗で、
懐中電灯かヘッドランプが必要です。
(11:30)
枕木とバラストがそのまま残っている。枕木の上はもちろんのこと、
バラストの上も歩ややすいとは言えないが、正に廃線跡歩きにふさわしい風景です。
右側の柵は以前来たときは無かったのですがJR西日本が作ったのでしょうね。
未だ真新しいです。
トキワアケビ ツバキとヤマブキ
ヤマザクラも見頃です。
(11:51)
第2トンネル(413m)
廃線トンネル群で一番長く413mもある
北山第2トンネルの中に入ると、どうしたわけか枕木が
まるでシイタケ栽培のほだ木のように、
延々と側壁に立てかけられている。
(12:04)
トンネルにしては短いと思ったら沢からの水を線路を跨いで川に落とす水路橋だった。
(12:06)
落差はないが溝滝と呼ばれている。
続く