「自転車で世界を変える」とは、マウンテンバイクの生みの親、
ゲイリーフィッシャーさんの言葉です。
政治やお金や科学じゃなくて自転車で?
少しばかり、キャッチコピーにしては大げさな・・・という印象を持ってました。
ところが最近、分かるような気がします。
20kmや30kmくらいなら、充分に自転車の行動範囲ですし、
最近じゃ体つきも変わって、少しタフになりました(笑)
そして、子供の頃のようなワクワク感を、近所の路地や坂道を走るだけでも
感じています。
自転車の速さ、
言い換えれば遅さというものが、
人間と、人間のこころにはちょうどいいようにも思います。
ゲイリーさん
ただ、それでも僕らには電車も車も必要ですし、
おいしいご飯も食べたいし、
できればちゃんとした身なりもしておきたい。
そして便利な家電製品、車、携帯電話、目の前のパソコンだって本当は必要です。
でも、出来ることを少しづつやることで、便利すぎる世の中を、
みんなの力で少しだけ変えてみたら、世界は変わるのかもしれません。
自転車にはそんな可能性がある様に思えます。
ゲイリーフィッシャーのブランドは無くなっても、想いが続いていけばいいですね。
しかし、うっかり洗面所の電気を消し忘れて、資源のムダ遣いを子供に注意されるワタクシであります。
ゲイリーさん背が高い。若い。
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