チームメンバーのMさんと「ふじてん」のマウンテンバイクコースを走りに行ってきました。ふじてんは皆さんご存知の富士山のふもとにあるMTBパークでござんす。数年前トレイルジャムでレースに出たり、スバルXVに試乗したりとかで来た事があるんですが、ゴンドラに乗ってダウンヒルは今回が初めてです。という訳で初めてならではの視点で書いてみようと思いますので、よろしくお願いします。
行ったのは土曜日。7月21日です。天候は晴れ、横浜は35℃を超える気温ですが、ふじてんはどうでしょうか?
さて、横浜からふじてんまでのルートですが、何個かありまして、(1)圏央道から中央道を通るルート、(2)東名高速から御殿場経由で行くルート、(3)下道の道志みちで行くルートなどが検索でヒットします。我々が選択したのは、下道ルートです。ローコストオペレーションですね。偉いです。朝6時に出発したら9時ごろには着くんじゃなかろうかという、ざっくりした感じで出発しました。
厚木までは多少車の走る量もありましたが、道志みちはガラガラです。山伏トンネルを抜けるとあっという間に山中湖へ到着しました。途中、反対車線で事故が起きており、交互通行の渋滞に巻き込まれましたが、気持ちを引き締めながら走ること3時間ちょっと、10時前にふじてんに到着しました。コンビニにも寄ったりしてたのでこんなもんでしょう。
駐車料金はうれしい事に、サマーシーズンは無料です。いいですねえ。駐車場ですが、思った以上に車が停まってました。60~70台くらいは停まっていたんじゃないでしょうか。その後も車がどんどんやって来ましたし、想像していたより盛況な感じです。
まあ、ほぼ予定通りに到着したわけですが、ここで忘れ物に気づきます。なんと先日買ったばかりのレースフェイスのニーガードを忘れてきてしまいました。ディパックと別に用意したのがいけなかったのか・・・。おまけに靴下や着替えもその中にあったので、着の身着のまま野郎になってしまいました。着替えはまだしも、素足にアウトドアサンダルで運転してきた身としては、素足なのが痛い。ファイブテンのスニーカを素足で履くわけにもいかず、祈るような気持ちで売店に向かいます。靴下、売っててくれ!
売店はレストランの「ケルン」の中にありました。靴下も売ってました。おおジーザス。えっと値段が、¥2,100って!今までの人生でサッカーのストッキングに次ぐ高い靴下を購入しました。まあ、スコットのいいやつではあるんですが。
SCOTT(スコット) バイクソックス Trail long 2514281007048 ブラック、ホワイト L/26.5-28cm | |
SCOTT(スコット) |
ちなみに、売店にはヘルメットやシューズ、プロテクターが売ってありました。数はそんなにないです。ブランドはスコットが多かったですね。
まずはゴンドラのチケットを買いに行きます。
1日券 ¥4,000
半日券 ¥3,000
1回券 ¥500
というわけで、1日券を購入しました。ちなみにふじてんのサイトには¥500割引きのクーポンがあります。1日券と半日券が割引になります。携帯の画面を見せるだけでいいので、ぜひ活用しましょう。受付はレンタル受付の窓口で行います。我々の次に来た男子グループはマウンテンバイクをレンタルしてました。ちなみにプロテクターは無料で借りることができました。
周りを見るとザ・ダウンヒルなフルフェイス派から、初心者っぽい方までさまざまです。我々は中途半端なポジションでしょうか。でもしっかりしたプロテクターを付けた方が多いですね。
左側のゲレンデはサマーボード、サマースキーのコースです。こちらにも結構な数のお客さんがいました。それにしても夏のゲレンデは爽やかすぎます。最高のロケーションです。早くもテンションマックスです。
マウンテンバイクは右手のクワッドリフトで登ります。早速向かいましょう。
リフト乗り場の中にマウンテンバイクを2台置ける場所があります。バイクを停めたらリフトに乗ってバーを下げたら、こんな感じ↓↓↓↓↓でリフトの後ろに1台バイクを載せてくれます。
降りる時も、係の人がバイクを下ろしてくれます。バイクを下ろしてもらってから、バーを上げてリフトを降ります。楽ちんな事この上ないです。それにリフトに揺られるこの浮遊感がいいですね。20代まではさんざんゲレンデに通ってましたが、久しぶりのリフトは楽しい!
まずは足慣らしの為、芝生のゲレンデを駆け下ります。朝露があるのでちょっとタイヤが滑りやすいですが、広々としたゲレンデを走る爽快感がいいですね。でも時々穴ぽこや、うねりがあるので吹っ飛ばない様に要注意です。
次に向かったのは、中級コースの馬車道です。ゲレンデを横切りクイっと登ったらすぐに下りに入ります。タイトな林間のコースを抜けて時々木にぶつかりそうになりながら下ると、後半に気持ちいいバームが登場します。途中でラダーのドロップオフがあったり変化もあります。コース出口のキッカーを超えたらゲレンデへ。そのまま走ってリフトへINします。すっごい楽しいです。そりゃみんな通いますわ。
ところがここでアクシデント発生。馬車道の後半でMさんが前転。腕に無数の擦り傷ができてしまいました。めっちゃ痛そうです。幸い持ってきていた救急グッズの中から、液体ばんそうこうを使い、消毒と傷口の保護をします。
次に向かったコースはローラーコースター。ここは出だしから滑らかなバームの連続でめっちゃ気持ちいです。浮遊感を味わえる楽しいコースを抜けると、ゲレンデを横切って馬車道の後半へ繋いでいきます。このローラーコースターから馬車道のコンビが一番面白かったです。何度も何度も繰り返し走りました。
調子に乗って走っていたら、後輪に違和感が・・・。なんとパンクです。先日、法事で実家に戻った時も知らないうちに前輪がパンクしていたんですが、またパンクです。しょうがないので予備のチューブを入れて、サクッとパンク修理完了です。時間がお昼過ぎだったので、昼食にしました。
昼ごはんはケルンの中でラーメンを食べました。普通です。混んでないのでゆっくり座れます。二階のレストランは営業していませんでした。
昼ごはんを食べたあとは、さっきパンクして行けなかったローラーコースターからの馬車道へ向かいます。やっぱりここが楽しいですね。その後はいよいよ上級コースのリトルウィスラーに向かいます。もちろんジャンプは舐めるように、低く低くやり過ごす予定。
上級コースは左右のバーム付きのコーナーや滑らかなウォッシュボードが楽しい前半と、ジャンプが連続する中盤からの組み合わせで、こんなん飛べたらたのしいやろな~と言う感じです。ついついスピードが出てしまうので、一番低いジャンプを通りましたが、前転しそうになりました。本気で焦りました。
やっぱり、ローラーコースターやな、と走り始めたら、なんとまたパンク。幸い、チューブは2個持ってきていたので、即交換しました。Mさんを待たせるのも悪いので、先に行ってもらい、今回はCO2ボンベを使用します。ちなみに携帯ポンプですが、トピークの手動もボンベも使える2WAYのやつです。ボンベが冷えて真っ白になってしまいました。素手で触ると皮膚が張り付いて危険ですね。
それからまた1本下って、再びローラーコースターを快適に駆け下りて、Mさんを待ちます。合流し、さあ走ろうと思ったその時、Mさんから後輪のパンクを指摘されました。おいおいまたパンクでございますですよ・・・。
結局、もう替えのチューブが底をついてしまったので、今日の所はここで終了です。パンクの原因ですが、全てチューブのバルブの根本が裂けるという症状です。これについては原因の調査と対策をしましたので、近日中にアップします。
まあ、いろいろとありましたが、初めてのふじてんのマウンテンバイクコースは、めっちゃ楽しいという事が分かりました。通ってしまいそうです。ちょっと遠いんで、忘れ物と転倒には要注意ですね。ちなみに替えのチューブは26インチのは売ってませんでした。全て27.5インチのでした。時代ですね。
ちなみにプロテクターですが、皆さん厚手のしっかりしたものを装着してる方が多かったです。レースフェイスならアンブッシュとかですね。安心して走れます。普段走るところが里山や、クロスカントリーのレースが多いと、ちょっと躊躇してしまうかもしれません。値段も高いし。でも走ってみたら必要だなと実感しますね。
RACEFACE(レースフェイス) プロテクター AMBUSH ELBOW STEALTH M Mサイズ | |
RaceFace |
登りもあるエンデューロの場合は、薄手でゲル入りのパッドがいいかもしれません。 チャージシリーズは薄手ですが付けていないとでは大違いだと思います。特に薮の切り傷や、べダルの引っ掛けで膝が削られるのを防止できます。
RACE FACE(レースフェイス) CHARGE LEG M AA405003 STEALTH M | |
RACE FACE(レースフェイス) |
ふじてんはプロテクターが無料で借りれるので、まずは借りてみて安心感を実感してみるのがいいんじゃないでしょうか。コースを走るなら、何も付けないという選択肢は無いかなと個人的には感じてます。Mさんも怪我が擦り傷で済みましたし。 よかったよかった。