ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

旭川第2ダム

2017-01-12 16:29:53 | 岡山県
2016年12月30日 旭川第2ダム
 
旭川第2ダムは岡山県岡山市と加賀郡吉備中央町の境界の旭川本流にある発電用の重力式コンクリートダムで、1954年(昭和29年)に旭川ダムの逆調整池及び旭川第2発電所の取水ダムとして岡山県企業局によって建設されました。
ここで取水された水は1326.8メートルの導水路で旭川第2発電所に送られ最大3700キロワットの発電を行っています。
堤高が12.7メートルのため河川法上のダムではなく堰堤扱いでダム便覧にも掲載されていません。
 
ダムは旭川沿いに走る県道30号線沿いにあり簡単に到達できます。
ただ県道30号線は上流の旭川ダム直下で土砂崩れのため不通となっているので注意が必要です。
左岸下流から
右岸3門と左岸3門のゲートの大きさが異なりその分ゲートビアの高さも異なります。
 
右岸3門をズームアップ。
 
管理橋は立入禁止。
 
戦前、戦中の香りが残るデザイン。
 
ローラーゲートをズームアップ。
 
対岸の発電所取水口。
 
上流から
右岸にある取水口に水を集めるため右岸3門と左岸3門の越流高が異なり右岸3門のゲートが開放されています。
 
右岸3門をズームアップ。
 
旭川第2ダム
岡山県岡山市建部町和田南
北緯度分秒,東経度分秒
旭川水系旭川
12.3メートル
147メートル
千㎥/千㎥
岡山県企業局
1954年


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