2016年7月22日 新潟大堰
新潟大堰は左岸が新潟県新潟市西区関屋、右岸が同市中央区浜浦2丁目の信濃川水系関屋分水路にある国交省北陸地方整備局が管理する可動堰です。
関屋分水路は信濃川河口から10キロ上流の平島から関屋を経て日本海に至る1.8キロの分水路で、信濃川河口流域の洪水防止と新潟西港への土砂堆積対策として1972年(昭和47年)に開削、通水しました。
関屋分水路は信濃川河口から10キロ上流の平島から関屋を経て日本海に至る1.8キロの分水路で、信濃川河口流域の洪水防止と新潟西港への土砂堆積対策として1972年(昭和47年)に開削、通水しました。
分水部の信濃川には信濃川水門を、分水路河口に新潟大堰を建設して水量調節をはかっています。
当初は国庫補助を受けた県の事業として着工されましたが、新潟地震により事業は建設省に移管され現在も国交省北陸地方整備局信濃川下流河川事務所が管理を行っています。
新潟大堰は関屋分水路の流量調節と海水の逆流防止のために1971年(昭和46年)に関屋分水路河口に建設された可動堰で、信濃川水門と連携して信濃川の流量を調節し洪水防止に貢献しています。
蒲原大堰は国交省が直轄管理する直轄ダムですが、特定多目的ダム法の適用は受けてないため河川法上のダムとはならずダム便覧にも未掲載です。
新潟中心部から国道116号、402号で関屋分水路の浜浦橋を渡り、分水路沿いに河口に向かうと新潟大堰左岸にある関屋分水資料館に到着します。
資料館でカードをもらい、展示室を見学したのち新潟大堰に向かいます。
左岸上流から。
左岸に閘門がありますが、現在はここを通航する船はほとんどないそうです。
天端は東行き一方通行の新潟大堰橋となっています。
閘門。
閘門のゲート。
「新潟大堰」は田中角栄による揮毫。
左岸河口から。
主ゲートは5門。
下流はもう日本海。
右岸の魚道。
新潟大堰
左岸 新潟県新潟市西区関屋
右岸 同市中央区浜浦2丁目
信濃川水系関屋分水路
F
MB
堰長 241メートル
国交省北陸地方整備局
1971年