実験1
2024-12-17 | 日記
このところ似たような画像が続いて恐縮ですが、前回「試す価値あり」と書いた手前、実際にやってみることにしました。やはり水分が残っている方がデンプンも糊化しやすく、その後の糖化も進むだろうと考えたので、普段炊いている白米を60℃の乾燥機に約8時間置いてから普通の水量で炊いてみました。結果は・・・・
ちょっと分かりにくいかもしれませんが明らかにベチャベチャ。水加減を間違えて(多くしすぎて)炊いたらこんな感じになります。(軟らかめが好きなLindaには歓迎されるでしょうけど、歯応えがまるでないご飯は全然嬉しくない。)乾燥中に糊化がある程度起こったので、水は少し控えるべきだったな? 一方、甘さはといえば全然変わらず(増えず)。ということで実験は失敗でした。
実は後で思い当たったことがあります。デンプンの糖化に関わるβアミラーゼは発芽時に活躍する酵素ゆえ、考えてみれば玄米の胚芽部分に多く含まれるはず。となると、それを取ってしまった白米には少なくて当然。甘くならなかった理由はそれかもしれません。ということで次の実験を考えてみました。2〜5まであります。
追記
これまた後で気が付いたことに、上述の実験2〜5はものすごく無駄なことをしただけに終わる可能性が小さくないです。とはいえ、既に材料は調整済なので、とりあえずやってみます。