先日の日記で紹介した「絶乾白米」を炊いてみることに。とはいえ、相手は脱水されてボリュームが減った米。普通に枡で測って炊飯器の目盛り通りの水量で炊いたら失敗するだろうという逆確信(?)があったので・・・・・・
ここは体積でなく重量で勝負することにしました。3合の白米はだいたい450g。その水分含量を15%と仮定し、絶乾米408g(0.85倍相当)を量り取り、洗ってから炊飯器に移し、3合の線(規定量)まで水を入れて炊飯スタート。
(失敗した場合のリザーブとして普段食べている米も洗米後笊に上げておきました。)
約1時間後に炊き上がりました。見た目はふっくらでしたが、噛んでみたらちょっと硬い感じ。
そこで50ccの水を加えて再加熱しました。
相変わらず粘り気は不足していたものの、それでだいぶ軟らかくなりました。砕けが目立つ米ゆえジックリ見れば気が付くかもしれませんが、何も知らされずに食べたら判らないと思います。というか、いつものご飯より少し甘いように感じました。乾燥機の80℃はデンプンの糖化には少し高すぎるようですが(こちら参照)、それでも少しはグルコース(ブドウ糖)が増えたのでしょうか? だとしたら普通の米でも試す価値はありそうです。実は職場には他に60℃にセットした乾燥機もあります。
追記
実験成功ということで、絶乾米の残り(700g弱)はもちろん捨てませんが、この前と同じく穂800本から脱粒した籾が今乾燥機の中にあります。それらも明後日秤量した後は冷蔵し、何かのついでに脱穀&精米するつもりです。
追記2
こちらを読むと「βアミラーゼは、糊化されたデンプンを糖化することしかできません。」とあります。なので絶乾後はいくら温度が適切でもデンプンの分解は起こりません。おそらく白米中に水分が残っている短い間に糊化→糖化が進んだので控えめな甘さとなったのだろうと思います。ところで前回も今回も「水分含量15%」などと書きましたが、それは玄米中の数値。白米となれば話は別です。それゆえ最初の炊き上がり時には水不足気味だったのかもしれません。何にしても次はもう少し米を減らすか水を増やします。
ここは体積でなく重量で勝負することにしました。3合の白米はだいたい450g。その水分含量を15%と仮定し、絶乾米408g(0.85倍相当)を量り取り、洗ってから炊飯器に移し、3合の線(規定量)まで水を入れて炊飯スタート。
(失敗した場合のリザーブとして普段食べている米も洗米後笊に上げておきました。)
約1時間後に炊き上がりました。見た目はふっくらでしたが、噛んでみたらちょっと硬い感じ。
そこで50ccの水を加えて再加熱しました。
相変わらず粘り気は不足していたものの、それでだいぶ軟らかくなりました。砕けが目立つ米ゆえジックリ見れば気が付くかもしれませんが、何も知らされずに食べたら判らないと思います。というか、いつものご飯より少し甘いように感じました。乾燥機の80℃はデンプンの糖化には少し高すぎるようですが(こちら参照)、それでも少しはグルコース(ブドウ糖)が増えたのでしょうか? だとしたら普通の米でも試す価値はありそうです。実は職場には他に60℃にセットした乾燥機もあります。
追記
実験成功ということで、絶乾米の残り(700g弱)はもちろん捨てませんが、この前と同じく穂800本から脱粒した籾が今乾燥機の中にあります。それらも明後日秤量した後は冷蔵し、何かのついでに脱穀&精米するつもりです。
追記2
こちらを読むと「βアミラーゼは、糊化されたデンプンを糖化することしかできません。」とあります。なので絶乾後はいくら温度が適切でもデンプンの分解は起こりません。おそらく白米中に水分が残っている短い間に糊化→糖化が進んだので控えめな甘さとなったのだろうと思います。ところで前回も今回も「水分含量15%」などと書きましたが、それは玄米中の数値。白米となれば話は別です。それゆえ最初の炊き上がり時には水不足気味だったのかもしれません。何にしても次はもう少し米を減らすか水を増やします。
今回も冒頭のみの有料記事で恐縮ですが、先ほどこのコラムの紙版(全文)を読みました。筆者が猟を習った師匠は、有害鳥獣駆除の奨励金をもらうだけの(殺した鳥獣を食べない)猟師を「あいつらは賞金稼ぎだ」と嫌っていたそうです。その後から少し引かせてもらいます。
殺すなら、解体し、精肉し、食えと。狼は奨励金目当てで殺さない。
だが、食うためでもなく殺し合っている人間が、いまも世界に大量に存在するという現実こそ、
わたしの頭をよほどおかしくする。
それで大昔に読んだジョークを思い出しました。うろ覚えながらこんな話でした。(これのどれかで読みました。ちなみにそのシリーズはほぼ全部持っています。)
ある先進国の人間が食人種に戦争の写真を見せて近代兵器の威力を自慢した。「お前たちは大量に出た肉をどうやって食べるのか、どうやって保存するのか」と尋ねられ、彼は「我々はそんな野蛮なことはしない」と答えた。それを聞いて食人種は「食べもしないのに人を殺すとは何と野蛮な連中だろう」と呆れた。
もちろん笑えないジョークですし、この記事の終わりで糾弾した「似非アウトドア人間」より話は深刻です。
殺すなら、解体し、精肉し、食えと。狼は奨励金目当てで殺さない。
だが、食うためでもなく殺し合っている人間が、いまも世界に大量に存在するという現実こそ、
わたしの頭をよほどおかしくする。
それで大昔に読んだジョークを思い出しました。うろ覚えながらこんな話でした。(これのどれかで読みました。ちなみにそのシリーズはほぼ全部持っています。)
ある先進国の人間が食人種に戦争の写真を見せて近代兵器の威力を自慢した。「お前たちは大量に出た肉をどうやって食べるのか、どうやって保存するのか」と尋ねられ、彼は「我々はそんな野蛮なことはしない」と答えた。それを聞いて食人種は「食べもしないのに人を殺すとは何と野蛮な連中だろう」と呆れた。
もちろん笑えないジョークですし、この記事の終わりで糾弾した「似非アウトドア人間」より話は深刻です。
以下は今週水曜放送された「おにぎりあたためますか」(KBS京都)から。移動中のロケ車内で始まった「北海道弁コーナー」です。ちなみにこちらによると北海道方言ではJR(旧国鉄)の列車のことを「汽車」と呼ぶらしいですが、今回のはそれではなくて「きしゃ」をどう発音するか(どこにアクセントを置くか)についての論争でした。(本家では2年半前に放送されています。)
北海道民は「きしゃ」と前掛かりに発音する(標準語は逆に「きしゃ」)と指摘した俳優に対し・・・・・
おそらく入社後にしっかり研修を受けたであろうHBC北海道放送の女子アナは、標準語でも汽車は「きしゃ」だと一歩も譲りませんでした。で、私も関西は「きしゃ」で東京では「きしゃ」と思っていたので意外でした。
ついでにこれは悪ノリ気味に作った文章でしょうが、こういうのを見たら外国人は閉口し、漢字廃止論者は沈黙するんでしょうね。
北海道民は「きしゃ」と前掛かりに発音する(標準語は逆に「きしゃ」)と指摘した俳優に対し・・・・・
おそらく入社後にしっかり研修を受けたであろうHBC北海道放送の女子アナは、標準語でも汽車は「きしゃ」だと一歩も譲りませんでした。で、私も関西は「きしゃ」で東京では「きしゃ」と思っていたので意外でした。
ついでにこれは悪ノリ気味に作った文章でしょうが、こういうのを見たら外国人は閉口し、漢字廃止論者は沈黙するんでしょうね。