プーノは前に一度来たことがあるのですが、フリアカは初めて。(プーノに直接来られたらいいのですが、空港がないので仕方ありません。)よく知らない街ですが、調べてみたら標高3800mもあったんですね。プーノと同じくチチカカ湖畔にあるので当然ですが。海岸近くのリマから一気に来てしまったのだから、これはちょっとヤバい。後述することになりますが、高山病のことです。(なお下はプーノを移動中に撮ったスクリーンショットです。)
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フリアカからプーノへの移動はタクシーで約1時間ながら運賃は30ソル(1ペルーソル=32.6円なので1000円弱)、やっぱ安いわ。バスターミナルに到着後、バスのチケットを購入し遅い朝食。(実はこの後4時間以上も写真を撮っていませんでした。おそらく心身共に疲労困憊していたからでしょう。)
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14時に出たバス(運賃一人20ソル=640円ほど)は約4時間後にコパカバーナに到着。当然ながらこの間国境を越えていますので、出入国手続きに要した時間も含まれます。
ちなみに私が陸路で国境を越えたのはこれが初めてではありませんが、過去に個人で出入国手続きをしたことは記憶にありません。ヨーロッパのシェンゲン協定国間(スペインとポルトガルなど)はプリーパスだったし、それ以外(モンテネグロ〜クロアチア〜ボスニア・ヘルツェゴビナ)でも添乗員さんにパスポートを渡してあとは勝手にやってくれたような・・・・少なくともバスからは降りていないはずです。(パラグアイ→アルゼンチンはどうだったっけ?)
実は外国人の私の入国よりもLindaの帰国の方が手間取りました。ペルー入国時に空港の審査員がパスポート番号を間違えて入力してしまったらしく(そんなことってある?)、押し問答の挙げ句に彼女が始末書みたいなものを書くことで許してもらえることに。(なんと理不尽な!)そのため列の先頭に並んだにもかかわらずボリビアに入国できたのは最後になりました。見晴らしの良い展望台のような場所があって1枚撮りたかったのですが、他の乗客を待たせても悪いので我慢しました(もちろん検問所の撮影はヤバいので自粛)。どうせ帰りにも来るだろうからいいや、と考えていたこともあります。後で判ってみれば独り合点(思い違い)だったのですが・・・・・
日没して間もなくバスが停車。湖畔に近いホテルの真ん前でした。乗務員が「このバスの乗客は、この展望満点のホテル(名前が "Hotel Mirador" (展望台) とそのまんま)に一人わずか12USドルの特別価格で泊まれます」と言いました。(絶対リベートもらってますね。なお今ホテルの場所を確認したところ価格まで出てますね。1泊4300円ほどですか。それが二人で24USドルだったので、たしかに結構な値引きだった訳ですね。)Lindaのご家族が予約されていたのは "Las Rocas"(岩)とか何とかいう名前のホテルだったのですが、 とにかく疲れていたので他の乗客の多くに倣い、その誘いに乗りました。ただし5階の絶景の部屋まではエレベーターもエスカレーターもなく、20kg超のスーツケースを運び上げるのに往生しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/19/91b1557b8c194949c192c846470dd283.jpg)
部屋でしばらく休んだ後、夜の街へ繰り出しました。広場の近くにあるという "Las Rocas" を捜したものの見つけられず。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/cd/23a6ab7b328d8d00a20d6460849ba5ce.jpg)
それで再び湖畔まで下り、空いていた(静かな)レストランで遅い夕食を摂りました。
こうして長い長い南米初日がようやく終わったのでした。
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フリアカからプーノへの移動はタクシーで約1時間ながら運賃は30ソル(1ペルーソル=32.6円なので1000円弱)、やっぱ安いわ。バスターミナルに到着後、バスのチケットを購入し遅い朝食。(実はこの後4時間以上も写真を撮っていませんでした。おそらく心身共に疲労困憊していたからでしょう。)
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14時に出たバス(運賃一人20ソル=640円ほど)は約4時間後にコパカバーナに到着。当然ながらこの間国境を越えていますので、出入国手続きに要した時間も含まれます。
ちなみに私が陸路で国境を越えたのはこれが初めてではありませんが、過去に個人で出入国手続きをしたことは記憶にありません。ヨーロッパのシェンゲン協定国間(スペインとポルトガルなど)はプリーパスだったし、それ以外(モンテネグロ〜クロアチア〜ボスニア・ヘルツェゴビナ)でも添乗員さんにパスポートを渡してあとは勝手にやってくれたような・・・・少なくともバスからは降りていないはずです。(パラグアイ→アルゼンチンはどうだったっけ?)
実は外国人の私の入国よりもLindaの帰国の方が手間取りました。ペルー入国時に空港の審査員がパスポート番号を間違えて入力してしまったらしく(そんなことってある?)、押し問答の挙げ句に彼女が始末書みたいなものを書くことで許してもらえることに。(なんと理不尽な!)そのため列の先頭に並んだにもかかわらずボリビアに入国できたのは最後になりました。見晴らしの良い展望台のような場所があって1枚撮りたかったのですが、他の乗客を待たせても悪いので我慢しました(もちろん検問所の撮影はヤバいので自粛)。どうせ帰りにも来るだろうからいいや、と考えていたこともあります。後で判ってみれば独り合点(思い違い)だったのですが・・・・・
日没して間もなくバスが停車。湖畔に近いホテルの真ん前でした。乗務員が「このバスの乗客は、この展望満点のホテル(名前が "Hotel Mirador" (展望台) とそのまんま)に一人わずか12USドルの特別価格で泊まれます」と言いました。(絶対リベートもらってますね。なお今ホテルの場所を確認したところ価格まで出てますね。1泊4300円ほどですか。それが二人で24USドルだったので、たしかに結構な値引きだった訳ですね。)Lindaのご家族が予約されていたのは "Las Rocas"(岩)とか何とかいう名前のホテルだったのですが、 とにかく疲れていたので他の乗客の多くに倣い、その誘いに乗りました。ただし5階の絶景の部屋まではエレベーターもエスカレーターもなく、20kg超のスーツケースを運び上げるのに往生しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/19/91b1557b8c194949c192c846470dd283.jpg)
部屋でしばらく休んだ後、夜の街へ繰り出しました。広場の近くにあるという "Las Rocas" を捜したものの見つけられず。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/cd/23a6ab7b328d8d00a20d6460849ba5ce.jpg)
それで再び湖畔まで下り、空いていた(静かな)レストランで遅い夕食を摂りました。
こうして長い長い南米初日がようやく終わったのでした。
リマのホルヘ・チャベス国際空港に無事到着。ここまでは順調そのものでした。実は地獄が大きな口を開けて私たちを待ち受けていたのですが、そのことを知る由もありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/66/d77e86e8d22b475258c281beeeca992d.jpg)
チェックインカウンター前の電光掲示板にPeruvian航空の5時50分発ラパス(エル・アルト国際空港)行きが表示されるはずなのに、待てども待てども現れず。ようやくにして現れたのは5時50分発ながらクスコ行き。何かヘンだと思って同航空の職員に尋ねたところ・・・・・・・・その答えに唖然。
「現在ラパス行きは運行していません。」
後で聞いたところでは、1ヶ月前エル・アルトで着陸に失敗し、それ以来(着陸許可が下りないため)ずっと欠航となっているのだとか。(その経緯はこちらに。また事故の様子を写真付きで紹介しているサイトがこちらに。さらに、この路線についての日本人旅行者のレビューがこちら。この方は運良く乗れたようですが・・・・というより1日遅れで免れたのがラッキーというべきか。ダメ押しながら2017年3月にも同航空会社の機体が炎上事故を起こしていたのだとか。ありえなーい!)
実は予約後にこちらで遅延が多発していると知り、不安を抱いたまま旅に出たのですが、まさかフライトそのものがなくなっていようとは! 寝耳に水でした。(やはり気圧の低い高地は揚力が得にくいため離着陸が困難になるというのは本当のようです。そういえばネパールのカトマンズ空港でも事故がたびたび起こっています。)購入時には往復一人2万円台という首を傾げたくなるほどの低価格でしたが、それに飛び付いた私がアホだったということでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/cc/031631dd6691e4f0436d75a92e15de49.jpg)
とにかくこのままでは先に進めないので、Peruvianの窓口で職員(おっさん)にどうしたらいいか尋ねたところ、「飛んでいないものはどうしようもない」の一点張り。続いてクスコ行きの搭乗手続きが終わったばかりのチェックインカウンターへ行ったものの、苦情受付と払い戻しのメールアドレスを教えられただけで本気で対処する気はなさそう。(ともに「あちらへ行け」とたらい回しにしようとしているのが見え見えでした。)まるで誠意の感じられない対応に腹が立って仕方がありませんでしたが、時間が勿体ないので補償や払い戻し等は後回しにして、とりあえず代替の移動方法を探すことにしました。
ラパス行きの便はLATAM航空が飛ばしているということで、チケットを求めることにしましたが・・・・・直行便は2日後しかなく、しかも職員が電卓に打ち込んで示してきた往復運賃は一人1100USドル強!(やはり当日とか直前だとそのくらいになるんでしょうね。)アレキパ経由ならラパス着は翌日になるものの、往復398USドルとまずリーズナブルな価格。1日遅れるけど仕方ないか、と割り切ってそちらを購入したいと告げるも、残り1席という無情の答え。これで暗礁に乗り上げました。
途方に暮れた私たちが続いて向かったのが2階のインフォメーションセンターでした。私たちの話を聞いた兄ちゃんは同情の意を示すとともに、フリアカまで空路で移動し、あとは陸路でボリビアに入ったらどうですか、と提案してくれました。フリアカからプーノまではタクシーで1時間、プーノからは長距離バスが出ているということでした。またタクシー代とバス代も教えてくれましたが、ともに日本円に直してみたら驚くほどの低価格。これで腹が据わりました。再びLATAM航空の窓口に足を運んでフリアカ行きを購入。二人で354USドルちょっとでした。
なお当初はコチャバンバでLindaのご家族と再開した翌日に皆で夜行バスでラパスへ移動し、さらに国境近くのコパカバーナ(注)を訪れるというプランだったのですが、この旅程変更により同地で合流することになりました。(注:ヌーディストビーチのあるリオデジャネイロの方が有名なのでしょうが、ボリビアのCopacabanaも立派な観光地です。)Lindaにとっては家族で何度も訪れた思い出の地、そして亡くなられたお母さんがとくにお気に入りだった場所とのことです。
空港内のスタバでWi-Fiに接続し、この日コチャバンバに着けないこと(併せてラパス→コチャバンバのフライトのキャンセルも依頼)とコパカバーナで落ち合うことをご家族に伝えました。(なお、今回の旅ではネット環境の悪さに何度も苦しめられました。)
十分長くなったので12月26日分はいったん切ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/66/d77e86e8d22b475258c281beeeca992d.jpg)
チェックインカウンター前の電光掲示板にPeruvian航空の5時50分発ラパス(エル・アルト国際空港)行きが表示されるはずなのに、待てども待てども現れず。ようやくにして現れたのは5時50分発ながらクスコ行き。何かヘンだと思って同航空の職員に尋ねたところ・・・・・・・・その答えに唖然。
「現在ラパス行きは運行していません。」
後で聞いたところでは、1ヶ月前エル・アルトで着陸に失敗し、それ以来(着陸許可が下りないため)ずっと欠航となっているのだとか。(その経緯はこちらに。また事故の様子を写真付きで紹介しているサイトがこちらに。さらに、この路線についての日本人旅行者のレビューがこちら。この方は運良く乗れたようですが・・・・というより1日遅れで免れたのがラッキーというべきか。ダメ押しながら2017年3月にも同航空会社の機体が炎上事故を起こしていたのだとか。ありえなーい!)
実は予約後にこちらで遅延が多発していると知り、不安を抱いたまま旅に出たのですが、まさかフライトそのものがなくなっていようとは! 寝耳に水でした。(やはり気圧の低い高地は揚力が得にくいため離着陸が困難になるというのは本当のようです。そういえばネパールのカトマンズ空港でも事故がたびたび起こっています。)購入時には往復一人2万円台という首を傾げたくなるほどの低価格でしたが、それに飛び付いた私がアホだったということでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/cc/031631dd6691e4f0436d75a92e15de49.jpg)
とにかくこのままでは先に進めないので、Peruvianの窓口で職員(おっさん)にどうしたらいいか尋ねたところ、「飛んでいないものはどうしようもない」の一点張り。続いてクスコ行きの搭乗手続きが終わったばかりのチェックインカウンターへ行ったものの、苦情受付と払い戻しのメールアドレスを教えられただけで本気で対処する気はなさそう。(ともに「あちらへ行け」とたらい回しにしようとしているのが見え見えでした。)まるで誠意の感じられない対応に腹が立って仕方がありませんでしたが、時間が勿体ないので補償や払い戻し等は後回しにして、とりあえず代替の移動方法を探すことにしました。
ラパス行きの便はLATAM航空が飛ばしているということで、チケットを求めることにしましたが・・・・・直行便は2日後しかなく、しかも職員が電卓に打ち込んで示してきた往復運賃は一人1100USドル強!(やはり当日とか直前だとそのくらいになるんでしょうね。)アレキパ経由ならラパス着は翌日になるものの、往復398USドルとまずリーズナブルな価格。1日遅れるけど仕方ないか、と割り切ってそちらを購入したいと告げるも、残り1席という無情の答え。これで暗礁に乗り上げました。
途方に暮れた私たちが続いて向かったのが2階のインフォメーションセンターでした。私たちの話を聞いた兄ちゃんは同情の意を示すとともに、フリアカまで空路で移動し、あとは陸路でボリビアに入ったらどうですか、と提案してくれました。フリアカからプーノまではタクシーで1時間、プーノからは長距離バスが出ているということでした。またタクシー代とバス代も教えてくれましたが、ともに日本円に直してみたら驚くほどの低価格。これで腹が据わりました。再びLATAM航空の窓口に足を運んでフリアカ行きを購入。二人で354USドルちょっとでした。
なお当初はコチャバンバでLindaのご家族と再開した翌日に皆で夜行バスでラパスへ移動し、さらに国境近くのコパカバーナ(注)を訪れるというプランだったのですが、この旅程変更により同地で合流することになりました。(注:ヌーディストビーチのあるリオデジャネイロの方が有名なのでしょうが、ボリビアのCopacabanaも立派な観光地です。)Lindaにとっては家族で何度も訪れた思い出の地、そして亡くなられたお母さんがとくにお気に入りだった場所とのことです。
空港内のスタバでWi-Fiに接続し、この日コチャバンバに着けないこと(併せてラパス→コチャバンバのフライトのキャンセルも依頼)とコパカバーナで落ち合うことをご家族に伝えました。(なお、今回の旅ではネット環境の悪さに何度も苦しめられました。)
十分長くなったので12月26日分はいったん切ります。