国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

圧倒された

2021-10-24 | 日記
昨日この人のコンサートへ行ってきました。(先日のようなことはなく無事開催されました。)この後続々と人が詰めかけ、通路より前はほぼ満席でした。(1席おきの着席といったコロナ対策はとくになし。)後方の席はチラホラといった感じでしたが、私と同じくアルプラザ平和堂でチケットを買った人でK列中央だけは埋まっていました(ただし休憩後は約半数が他へ移動)。

こういう楽器編成の舞台を撮ったのは初めてかも。もちろん一流のシンガーゆえ歌唱力には文句の付けようがありませんでしたが、私はそれ以前に音量に圧倒されてしまいました。「ジャズコンサート」から私はピアノ・ベース・ドラムスの落ち着いた伴奏を勝手に想像していたのですが、キーボードとエレキギター(ともに電気楽器)に負けないよう、声も含めて他もしっかりPAで増幅されていたため耳を覆いたくなるほどの大音響に。(とくに間奏でのドラ息子、いやドラムスが凄かった。)後ろの席で良かったとつくづく思いました。休憩時間に大丈夫だったかLindaに尋ねてみたら、開始早々にティッシュペーパーで耳に栓をして急場を凌いだとのこと(苦笑)。80年代のJポップを除いて知っている曲がほとんどなかったのもちょっと残念。「ビートルズのナンバー」と言われても判らず。(さすがにアンコール2曲目の "Let it be" は既知でしたが。)Lindaも英語なのに歌詞が聴き取れなかったと不満そうでした。

ホールに貼ってあったポスターのうち、私は右の以前紹介したCDの選曲者によるクリスマスコンサートに興味があったのですが、Lindaが「ブラジル音楽はもういい」(あまり好きじゃなさそう)ということでパス。代わって左のピアニストの演奏会にします。この人も先日ショパン国際ピアノコンクールで2位入賞を果たした反田さん(注)同様、「クラシック音楽館」や「題名のない音楽会」でよく見ます。(注:「いま最もチケットが取りにくいと言われるピアニスト」らしいですが、この入賞でそれにますます拍車がかかるでしょうね。)チケットの一般発売は来月10日からですが、その知名度ゆえ早々に売れてしまうかも。また会場以外の割当数は少ないでしょうし、今回みたいに後ろだったりする可能性があるため、当日ここへ買いに来ることも考えています。(でも水曜日か。)

おまけ
 反田さんの前の2位入賞者はロンドン在住の女性ピアニストですが、私はその人のインタビュー(新潮社の季刊誌「考える人」2005年春号)を読んで感銘を受けたことがあるので捜してみたらいくつか見つかりました。こちらにも一部載っていますが、とくに強く印象に残った発言を以下に引用しときます。

 なるようになる、とだけ思っていた。なるようにならなかったら、
 ならないだけだと思っていた(笑)。それは今でも同じ考えです。

 自分がやりたいと思うことを、やりたいようにやって生きていれば、
 他に何を望む必要がありますか? 私は偉くはなりたくないの。
 人間って偉くなるとごみがついちゃう人が多いんです。私はこれからも、
 学生にちょっと毛が生えたぐらいの感じで一生暮らしていきたい、
 と思っています。

自分の人生がこれに影響されたとまでは思っていませんが。
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